蓮舫さん、衆院選に出馬しないわけとは?今後 民間人としてやりたいことはたくさん!

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都知事選が終わり、「候補者」から民間人に戻った蓮舫さん。

都知事になることは かないませんでしたが、蓮舫さんの都知事立候補は、市民のムーブメントを創り、政治を諦めていた多くの市民が、民主主義を自分たちで作るものだと行動する原動力になりました。

蓮舫さんの今後が気になる方は多いと思います。

衆院選出馬はしないと明らかにしていますが、もったいないと思ったかたも多いと思います。

蓮舫さんが語った、現時点(7月15日)での「これからやっていきたいこと」を、まとめました。

目次

蓮舫さんの今後は?

衆院選出馬は?

蓮舫さんは、衆院選出馬については考えていないことを、ご自身のインスタライブで明かしました。

やはり、次は国政復帰ではないか?と期待する有権者は多いと思うので、ライブ視聴者でも驚いた方も多かったと思います。

次のステージについての質問に「国政選挙は、もう考えていない」と蓮舫さんが答えた時、すぐ横にいた蓮舫さんの息子さん、琳(りん)さんも「え~!?」と、驚いていたくらいです。

筆者も、りんさんと同時に「え~!?」と言いました。

国政に復帰しない理由は?

蓮舫さんは、国政復帰を考えていない理由について、
国政に終止符を打って 都知事選に挑戦したこと、
皆さんの応援は「都知事として頑張ってほしい」という応援だったので、と話しています。

「国政から卒業して、都知事に手を挙げて、多くの方々が演説を聞いてくれて、毎晩(今も)演説でここが足りなかったことを反省していた。残念ながら結果を出せなかったけれど、120万人を超える人が「蓮舫」って書いてくれたことに対して、これでまた国政に戻るっていうのは、ちょっと私の中では違う。そしたらなんか、渡り鳥みたいじゃない。」

りんさんは「僕としては個人的に、あの結果を見て、まだ蓮舫に期待してくれてる、(国政でも)期待したいっていう人たちが100万を超える票を入れてくれてたから」と答えていました。
筆者も、蓮舫さんに入れた人の多くは、国政復帰に期待している人も多いと思っています。

蓮舫さんは「でもあれは、都知事として頑張ってほしい、という応援だから。」「自分の中で、整理をつけないといけないと思っていて。いったんピリオドだなって思うんだよね。」と言います。

蓮舫さんはそのうえで、応援してくれた声があるからこそ、自分に何ができるのか、考え初めているといいます。

(蓮舫さん)
ずっと走り続けてきたから、自分が他の何かになれるって考えたこともなかったのよ。他の誰かになれるのかな、っていうのも不安も半分ありながら。

りんさんは、「衝撃的なんだけど」としながらも、
「そしたらもう、晴れてやりたいことで良いんじゃない?」
「僕は所属してた党とかより、母親である蓮舫の方が大事だから、全然その選択は尊重するけど。やりたいこと出来るじゃん。」

りんさんは、蓮舫さんにとって、息子さんでもあり、「良き友」でもあるんだなぁと思いました!

子育ての相談に乗れる場を作りたい

蓮舫さん「靴ひもの話。自分事と思ってくれる人が何人かいて。『うちもどうしようかと思っていましたが、背中を押されました』という人が何人かいて。みんなの育児孤独じゃないよ、っていう、聞く場所っていうのも、やりたいなぁ、って思ってて。」

「靴ひもの話」というのは、まだ りんさんたちが幼稚園の頃、せっかく一生懸命、靴ひもを結ぼうと頑張っているのに、せかしてしまったことをずっと後悔している、というお話しです。

https://twitter.com/renho_sha/status/1807827682509611174
蓮舫さん公式Xより

これは、似たような後悔、多くの人がしていますよね…
子どもが大きくなってから…

蓮舫さんは「(育児に限らず)蓮舫に聞いてもらいたいっていうことを(インスタライブも方法のひとつ)、やってみるのもありだなって。それが誰かの力になるんだったら、それは、すごくやりたいことなのかなぁって思ってる」といいます。

りんさんも「本来、日本国民と、国政や都政って、本来遠くにあるべきじゃないって思ってるんだよ」
「じゃあ蓮舫が、国政・都政じゃなくて、もっともっと近くにいて、蓮舫に声を届けられる場があったら、もっと、蓮舫に話しかけてみようっていう人は今より多くなるかもしれないね。」と。

蓮舫さんも、今まで以上に繋がってる感もあるといいます。

子育てのプレッシャーがツラいという声を聞き、そんな嫌な社会を変えたい、と話していました。

(蓮舫さん)
ホントは子育てって楽しいことじゃない。
私やっぱり双子を育ててて、こんなに楽しかった経験って他にないんだよね。
もっともっとみんなに言いたくて。


同感!
日本では、子どもをひとつの「枠」にはめなければならない、という概念と、周りのプレッシャーが、親子を苦しめているので…変えたいです。

蓮舫さん、インスタライブも、楽しいので、また定期的にやりたい、とのことでした。

誹謗中傷に対して「後輩たちのために、ちゃんと言わなきゃ」

選挙後、一般人からも、テレビに出ている人からも、蓮舫さんへのひどい誹謗中傷が起こりました。

蓮舫さんの息子、りんさんは、「アンチに対しては無視が一番」と助言、親子で議論したそうです。

蓮舫さん自身は、そういった誹謗中傷を 今まで流してきたが、次の世代の事を考え、これからは ちゃんと対応していこうと思ったそうです。

「何やってもいいんだ、っていう空気をどこかで止めておかないと、政治家になる次の子たちが、手を挙げられなくなってくる。」「上げた声は残る。誰かの力になれるなら、いいなぁ」と、「虎に翼」の虎子の言葉を挙げました。

開示請求も、ちゃんとやってこうと思ってる、と蓮舫さん。

https://twitter.com/renho_sha/status/1811864559931810291

誹謗中傷をした 東国原氏とデーブ・スペクター氏からは、まだ連絡が無いそうです。(2024年7月14日現在)

【どんな誹謗中傷があったのか?】

・東国原氏はテレビで「友人だからいうけど、蓮舫は生理的に嫌われている」と発言。(蓮舫さんは友人ではありません。)

・デーブ・スペクター氏は、「ヒステリー」と発言。
ヒステリーは、解離性障害の病名であり、蓮舫さんと、この病気を抱える人を、二重に侮辱しています。

・野口健氏は「カミツキガメ???」とXで発言。(蓮舫さんが「女・子ども」という言い方に対して言及したというニュースを引用して。)

https://twitter.com/FFMatudo/status/1812036287853199564

蓮舫さんへの誹謗中傷に限らず、日々 様々な(特にマイノリティとされる人たちへの)誹謗中傷を目にします。

みんなで止めに行った方がいいですよね!

誹謗中傷を行っているポストへ言いに行くのはちょっと…という方も、
そのポストやアカウントに対して、X社に報告できる機能があります。
それも、ヘイトを減らすことにつながります。

直接「ヘイトをやめて」とリプライしに行かれる方は、便利な画像が、こちらにまとまっています。

https://twitter.com/SoraAndEda/status/1475451532019892225

「誹謗中傷している人たちも苦しんでいる」「その苦しみを一緒に解決できたら」

りんさんは、誹謗中傷が起きたことについて「(誹謗中傷する人が受けてきた)パワハラを体現したのが、今回の蓮舫に対するバッシングだと思ってる」と分析しています。

(東国原氏にしてもデーブスペクター氏にしても、ヘイトが多い事に呼応する形で)これで自分の評判が上がるんだったら言っちゃおう、という…。
かえって評判は下がるだけなのにね。

りんさん「これってメディアじゃなくても、例えば小さな会社でも、多分これってあると思うんだよ。」
「そこで、虐げられている人、パワハラ受けてる子たちってたくさんいると思うんだよ。」
「じゃあ、これを受けて闘います、あなたたちが受けてるフィールドってのがあるから、それも一緒に解決していこうよ、っていうのを、もっと言えたら」

蓮舫さんは、「有名な人が“カミツキガメ”みたいなことを言っていると、残念だな、この人の視野って思うんですよ。この人、かわいそうだな。この人にも子どもがいるのに、子どもがその背中見てどう思うんだろうとか」といいます。

匿名のアカウントに対しても「ちゃんと反論するようにしたら、アカウント閉じてしまう人がたくさんいて、ああ、この人は現実社会で病んでるな、って思った時に、この人の病んでるのを、どうやって取り除くことが出来るのかなとか。」「多分、つらいんだろうなって思う」と。

同感。
イジメをするのは、イジメをする人自身が幸せじゃないからですよね。

蓮舫さん「一緒に闘っていこうよ、って思うんだよね。発露がSNS(での誹謗中傷)って、すごくもったいなくって、つらいことをつらいままで、さらに引っ張り続けるのはもったいないなぁって。同じ時間だったらプラスにした方がいいじゃない。」

りんさんも、心が寂しい「アンチ」に対しても「一緒に闘っていこうよ」と言う蓮舫さんがすごいな、と言い、「寂しい人たちはどうやったらもっともっと明るい未来にできるんだろう」と考えます。

蓮舫さん「みんなが前向きになれたら、諦めない未来って絶対に創れると思っていて。今回街頭演説でそれを感じていて。今何が足りないのか、何を病んでるのか取り除いてくのが 政治だと思ったんだけど、多分、政治以外の社会の在り方も、そういう価値観を、もう過去のものだよって言えちゃうような、何かそういう社会の一員になりたいと思うんだよね」

次のステップを模索中の蓮舫さんに、りんさんが掛けた言葉が素敵だった

りんさんは「それが20年間、国政で闘ってきた蓮舫の次のステップじゃないの」と背中を押します。

蓮舫さん「だから、その次のステップが全然見えなくて」

りんさん「国政以外にもやりたいことがあるって言えるのがすごいと思う」と励まします。

「何がやれるんだろう」と考える蓮舫さんに対して、りんさんは「何でもやれると思うけどね」と。

蓮舫さん「ずーっと法律・行政しか見てこなかった自分に何ができるんだろう。それを探す旅でもいいと思っていて。」

りんさん「でも法律とさ、行政のスペシャリストってやっぱり多くないわけだから、そういう人材を欲してる」
「国政じゃなくて、都政じゃなくて、違う未来で自分が輝ける、って蓮舫が思うんだったら、声が出せない人の小さな声っていうのを、もっと近くで拾える立場になれたら。今まですごい素敵なキャリアだったけど、今まで以上にいいものになるんじゃない?」

りんさんから蓮舫さんへのエールが、とても素敵ですよね!

「届かない」と思って諦めている人たちに、政治以外で届けることができたら

レズビアンを公言して区議になられた臼井愛子さんから、「蓮舫さんが、『ひとりで生きる選択(も、ひとりで子どもを育てる選択も、どの選択でも、多様な生き方を応援します)』を堂々と街頭演説で言ってくれたその言葉を、切望していました」という切実な声を聞いた時の気持ちも、明かしていました。

「切望、という声の重みをすごく感じて」と蓮舫さん。
「『届かない』と思って諦めている子たちに政治は届けなきゃいけないって。政治以外で届けることができるかもしれないと感じて、私はもう政治家じゃない生き方を探してみようって思ったんだよね」

政治ももちろん大切ですが、支援は近いところから 直接出来ることでもありますよね!

ワンちゃんの環境改善のために

ドイツでは、ペットショップ、つまり生体販売がありません。ワンちゃんは、保護施設から引き取ることになっています。

りんさんと蓮舫さんは、一緒にドイツへも行かれたそうで、「日本は、やっぱり異質なんだな」という気付きがあったといいます。

りんさん「保護犬・猫さんも、ペットショップの犬猫さんも、法律を変えるんじゃなくて、今ある法で、どう幸せに生きてもらえるかを考える」と。

蓮舫さんも「もっとペットと人が一緒に、移動が自由に出来るようになればというのも 考えていきたい」といいます。

せやろがいおじさんとコラボ?!

蓮舫さんは、インスタライブの最後で、「せやろがいおじさんがね、お笑いを一緒にやろうって言ってんの」と明かします。

これは、多分 せやろがいおじさんのYouTube動画の中で、「蓮舫さん、コメディ一緒にやらへん?」と言ったことからだと思われます。

せやろがいおじさんの動画の趣旨は、
蓮舫さんの演説を聞いて元気になったことや、色々言う人がいるが それはミソジニーだとハッキリ言ってくれるなど、バッシングに対してや、蓮舫さんの体現した民主主義の形などを伝えてくれているものでした。

「一緒にやらへん?」は、せやろがいおじさんのユーモアだとは思いますが…でも「いたって真剣」「俺 自民党のこととか言う時、だいぶ辛口よ。俺、タバスコ要素あんねん」「ワンチャン!」とも。
概要欄にも「蓮舫さんからのご連絡をお待ちしております。」と書いてあります。

蓮舫さんも、ご自身のインスタライブで「(せやろがいおじさんとのコラボ)やっちゃう?」「色んな可能性があると思うので、こうしてほしいっていうのがあったら言ってください。」と、おっしゃっていたので、もしかしたら…!?

せやろがいおじさんと蓮舫さんの、政治についてバッサリ斬っていく社会ネタ、見てみたいです!

せやろがいおじさんチャンネル

蓮舫さんのインスタライブ(2024年7月13日)

こちらが、蓮舫さんの7月13日のインスタライブ、フルバージョンです。

新しい民主主義の形を見た

蓮舫さんとりんさんが、インスタライブの中で「素敵な応援演説だった」と話題に出したのが、松尾明弘 弁護士(元衆議院議員)の応援演説です。

松尾さんの応援演説はどんなだったか

(松尾さんの応援演説、抜粋です。)

「蓮舫さんは、叩かれながら闘ってきた、声を上げ続けてきた。一方、小池さんは、政界に入って、有力者のおじさん、おじいさんに媚びて、取り入って、それで出世をしてきた。」

「私、今、娘がひとりいます。12歳の。」ここで涙が込み上げ 言葉を詰まらせた松尾さん「私の娘が大人になった時に、おじさんに媚びなければいけない社会、こんな社会、嫌じゃないすか。だから私は変えたいと思っています。我々の力で、変えることが出来ると、信じてます。」(13:44くらい~)

蓮舫さんは、「(政治家が)自分事を話すとき、有権者も自分事として考えてくれるんじゃないかな、っていうのは、今回、見えた景色」「健全な民主主義がここにあった」といいます。

「票を持ってる人に対して、金を持ってる人に対して、力を持っている人に対して働きかけるのが『当選』だったのが、そうじゃなくて、ひとりじゃないんだよ、って人に訴えかけることで、こんなに街頭演説の双方向が出来たっていうのは、私にとって誇りなんです。ひとりに、ちゃんと見てるんだよっていういいんだって。
それに呼応してくれた人たちが、ひとり街宣やってくれたり、名前があるのに蓮舫を応援するってカミングアウトしてくれたり、これは新しい民主主義の形だった。」

蓮舫さんは「新しい民主主義の形が生まれたなっていうのは、すごく私の力になった。」といいます。

まとめ

蓮舫さんの今後やっていきたい事、まとめです。たくさんありましたね!

りんさんが、対話するかたちで、蓮舫さんのやりたいこと・気持ちを整理できるよう、うまく引き出して、励ましていたなぁ、と思いました!

  • 国政、都政じゃなくて、より市民に近いところで何ができるかを考え中
  • 子育ての悩みを聞ける場を作りたい
  • マイノリティなどまだまだ支援が「届いていない」人たちへ、政治以外で届けたい
  • ワンちゃん・猫ちゃんの環境・人と一緒の移動がもっとできるように考えたい
  • 後の人の為にも、誹謗中傷へは対応していく
  • 誹謗中傷をしている側の人の苦しみを取り除くには、を考えている
  • せやろがいおじさんとコラボするかも?

都知事選は終わりましたが、今後の活動も応援していきたいですし、一市民としても、何ができるか考えたいと思いました。

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