パリオリンピック開会式で、ブレイキンの選手でオペラ歌手という すごい二刀流の選手が登場し、踊り歌い、圧巻のパフォーマンスを見せてくれました。
この選手・歌手は、誰なのでしょうか?
ブレイキン選手でオペラ歌手の人は、ヤクブ・ヨゼフ・オルリンスキさん
ブレイキン選手 兼 オペラ歌手の人は、Jakub Józef Orliński/ヤクブ・ヨゼフ・オルリンスキさんです。
ヤクブ・ヨゼフ・オルリンスキさんは「オーパス・クラシック2023」で、シンガー・オブ・ザ・イヤー賞を受賞しています。
こちらは2023年の授賞式。ヤクブさんは、トロフィーを片手にブレイキンを披露しています。
【ヤクブ・ヨゼフ・オルリンスキ プロフィール】
生年月日:1990年12月8日
出身地:ポーランド ワルシャワ
学歴: フレデリック・ショパン音楽大学(MM)、ジュリアード音楽院(GrDip)
職業: オペラのカウンターテナー歌手 兼 ブレイクダンサー
公式サイト
公式Instagram
メトロポリタン歌劇場、ロイヤルオペラハウス、ワルシャワ大劇場、フランクフルトオペラなど、多くのオペラ団体で主役を演じています!
ナイキやリーバイスなどのファッションブランドのモデルも務めており、「ヴォーグ」ポーランド・マン誌の創刊号の表紙を飾ったこともあるそうですよ。
子ども時代は、とてもアクティブなお子さんだったのだとか。
スケートボード、スキー、スノボ、カポエラなど、多くのスポーツが好きで得意だったようです。
音楽と出会ったのは、小学2年生の時。学校の前で 近所の聖歌隊の先生に誘われたのがきっかけです。
ヤクブさん、聖歌隊とスポーツ 両方ずっと続けていたのだそうで、それが今の二刀流に繋がっているのですね!
2022年のインタビューで、その聖歌隊の先生とは 今でも親しくしていると話しています。
聖歌隊で、ある時 たまたまくじ引きで ヤクブさんがカウンターテナーのポジションを担当することになったそうなのですが、このときを機に高音で歌うことに目覚め、ハマったのだとか。
ヤクブさんがブレイキンと出会ったのは、18歳の時。
ブレイキンとオペラの共通項について、ヤクブさんは、こう語ります。
どちらも解釈の自由度が高く、自分を表現できる余白がある。
それぞれの芸術表現で、この自由の感覚を得られることを心から楽しんでいるんだ
(参考:VOGUE 2022.2.10 より)
ヤクブさんにとっては、ブレイキンとオペラは、「異色の組み合わせ」ではなく、ごく自然なことだったんですね。
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