大船渡高校の佐々木怜希投手の投球が、注目されています!
「朗希さんの弟」ということとは関係なく、彼がマイペースでコツコツと努力を重ねてきたからこその実力ですよね。
今回は、佐々木怜希選手のプレイ、野球に対する思い、お兄さんへの思いにも、着目したいと思います!
佐々木怜希投手 プロフィール
佐々木 怜希選手 プロフィール
名前 佐々木 怜希
読み方 ささき れいき
生年月日 2005年4月25日
出身地 岩手県陸前高田市
在籍高校 岩手県立大船渡高等学校
学年 3年生
ポジション 投手
投/打 右/右
最高球速 139km (2023.5.21)
50m走 6秒3
遠投 100m
(※2023年7月現在)
佐々木怜希選手の小・中学校時代の軌跡
小学校時代 3年生から、猪川野球クラブで野球を始めます。
中学校時代 大船渡市立第一中学校、軟式野球部で活躍していました。
2020年に行われた、第20回岩手県中学生KB野球選手権大会にも、気仙地区選抜チームの一員として参加されています。
現在仙台育英高校3年の仁田陽翔選手、花巻東高校3年の北條慎治選手も、同じく当時大船渡市立第一中学校野球部のチームメイトであり、共に気仙地区選抜チームに選ばれています。
佐々木怜希選手、投球の強みは?
佐々木怜希選手の投球の強みは、ストレートとスライダーです。
怜希投手のストレートは、真っ直ぐ、伸びがあり、
スライダーは、横に曲がる変化球が見どころです。
取材されたスポニチ 柳内遼平 記者が、「これはスイーパーではないか」と評価しています。
「野球ゲーム『パワプロ』のように真横に曲がった。」と称賛していました!
(参考:スポニチAnnex 2023.7.8 https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2023/07/08/kiji/20230708s00001002048000c.html )
(「突撃!スポニチアンパイア」取材にて、実際に間近で投球を見た スポニチ 柳内遼平 記者より)
〝ストレートを指に引っ掛けることが非常に上手くて
体感では、8~9割くらいベストピッチが投げれてる。
ミットを押せる指のかかりが、すごく高精度で出せている。″〝スライダーは、ほぼ真横に曲がっていますね。
スポニチドラフトYouTube【アマチュア野球専門チャンネル】より https://www.youtube.com/watch?v=peF6F1qSdLo
非常に空振りの取りやすいボールになるんじゃないか。
いま流行りの大谷選手が投げているスイーパーという真横に曲がって、曲がり幅が大きいという球がある。 佐々木選手が投げているボールはスイーパーなんじゃないかと私は思いました″
【スイーパーとは】
スライダーの一種。
スライダーには、縦に落ちるスライダー、横へと変化するスライダーがあります。
「スイーパー」は、フリスビーのように、横に大きく曲がる変化球を指しています。
エンゼルスの大谷翔平投手も、得意としている球種です。
怜希選手ご自身も、「スライダー自信あって」とおっしゃっていました。
努力し続けてこられたからこその、力強さですね!
佐々木怜希さんの、地元 大船渡市への思い・野球への思い
「自然豊かな町。自然に囲まれているの好きなんでいい町だなと思います。」と、怜希さん。
大船渡高校野球部の好きなところは、楽しいところだと、話します。
新沼監督の「地元に残って、同級生たちと一緒に野球やっているってことなので、まあ悔いのない形で、最後の最後まで輝いてほしいなと思います。」というお話しからも、監督の、生徒さんたちへの優しさが感じ取れます。
「楽しむ」という怜希さんの生き方と、あたたかいチームの雰囲気が伝わってきて、大船渡高校野球部の皆さん素敵だなと感じました。
佐々木怜希選手が投手に転向したきっかけは?
佐々木怜希選手は、昨年秋に、ショートから投手へ転向しています。
佐々木選手が投手に転向したきっかけについて、新沼監督は、こう話されています。
〝1年生の冬の時期に「ピッチャーやる?って聞いたら、あ、いいすよ、みたいな形で。
楽しそうにやっていたので。であれば、可能性としてはあるかな、という風に思って、ピッチャーやらせてみました。
スポニチドラフトYouTube【アマチュア野球専門チャンネル】より https://www.youtube.com/watch?v=peF6F1qSdLo
あとは、地肩がすごく強かったので、そういうところでも可能性はあるかなと思って、打診してみたところです″
ピッチャーに転向したのが昨年の秋頃からにもかかわらず、数ヶ月でこのピッチングはすごいです!
「楽しむ」は最強のモチベーションですね。
新沼監督は、「(怜希選手は)球速150kmねらえる」とも、仰っていました。
大船渡、強豪 盛岡大附に勝利(2023年5月21日)
今年5月の春季東北地区高校野球岩手県大会(2回戦)で、大船渡は、強豪 盛岡大附と競り合い、7-6で勝利しています。
この日に、佐々木怜希選手は自己最速の139kmを更新しています。
投手は、佐々木怜希投手・上野樹投手、
捕手は、志田隆祥捕手。
8回途中からは、怜希投手は中堅手へと回り、好捕のプレーも見せました!
投手用グラブは、兄・佐々木朗希さんの使っていたものを、愛用
佐々木怜希さんのお兄さんは、皆さんご存じの通り、ロッテの佐々木朗希(ささき ろうき)選手です。
(投手用グラブは、朗希さんからもらったものか、の質問に…)
「もらったっていうか、普通に家にあったんで(笑)ピッチャー用のグラブなかったんで、家にあったやつ使いました。」とのことでした(笑)
朗希さんの使っていたグラブを、愛用なさっているようです。
兄 朗希さんについて「そんな意識していないんです」「兄として選手として尊敬」
お兄さんである佐々木朗希さんの存在について「そんな意識していないんですけど、兄として野球選手として尊敬してるっていう感じです。」と話す佐々木怜希さん。
お兄さんが野球やってるのを見てきて、ご自身が野球を始めてみると、やっぱり楽しいな、と感じたそうです!
マイペースで、野球を楽しみながら、コツコツ努力を重ねてこられたのが伝わってきます。
「毎日、大切にしていきたい」
「残り少ないので、夏まで毎日大切にしていきたい」と話す、怜希さん。
野球の練習・大会本番はもちろんのこと、残り少ない高校生活、仲間と素敵な時間を過ごしてほしいですね。
全ての高校球児の皆さんを、応援しています。
⚾佐々木怜希投手の、すごいピッチングはこちらです!(ストレート、スライダー、両方見れます!)
志田隆祥捕手のキャッチングにも注目です! ↓
(出典:スポニチドラフト【アマチュア野球専門チャンネル】より
https://www.youtube.com/watch?v=peF6F1qSdLo )
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