仮面ライダーヴァレン役でお馴染みの、日野友輔さん。
その日野友輔さんが、将棋棋士の藤井聡太さんと高校時代の友人だったことは、皆さんご存知でしょうか?
この記事では、日野さんと藤井さん、お2人の高校時代のエピソードをご紹介していきます!
「ウラ仮面ライダー」で明かされた「藤井聡太さんと同級生だった」こと
日野友輔さんは、現在放送中の「仮面ライダーガヴ」で、辛木田絆斗/仮面ライダーヴァレンをつとめる俳優さん。
ニチアサの人気者でもあり、東海地方を拠点に活動するアイドルグループ「Hi☆Five」のメンバーでもあります。
藤井聡太さんは、史上最年少(14歳2か月)で四段昇段、17歳の時にタイトル獲得最年少記録を打ち立てるなど、数々の最年少記録をぬりかえてきた将棋棋士。
藤井さんは、その多忙な生活の中で、高校に通っていたんですよね。
日野さんも藤井さんも、同じ高校に通っていて、高校時代の友人でした。
このことを、日野さんは TTFCのバラエティーコンテンツ「ウラ仮面ライダー」の中で、サラッと明かしています。
この回ですね。
この回に出演されていたのは、日野さんの他、知念英和さん(ショウマ/仮面ライダーガヴ役)、庄司浩平さん(ラキア/仮面ライダーヴラム役)、宮部のぞみさん(甘根幸果役)。
「イベントなどで、スベった時の対処方法」をみんなで考える、というトークが繰り広げられる中、日野さんが「多分、俺の同級生の藤井でも“参りました”って言ってる。」と、笑いを取るシーンがありました。
本当にサラリと明かしていたので、配信では「日野さんと将棋の藤井聡太さんは高校の同級生です!」というテロップが出されました。
また、2025年2月5日に行われた「超英雄祭」のトークの中でも出ていた話なので、もはや「鉄板ネタ」となっているようですね。
この「教科書」のお話しは、実は以前から。
2023年のインタビューで、日野さんは、こう話しています。
「まったくレベルが違いますよ。僕は高校時代、『JUNON』に載って得意になっていたのに、フジイはそのとき、すでに道徳の教科書に載っていたんですから(笑)。
でも、いまはフジイには負けたくないって思います。
お仕事を通して実力と自信をつけて、フジイと対談できる日が来るようにがんばります」
(引用元:smart FLASH 2023.4.5 )
友人の活躍に励まされ、だから自分も頑張れる、と…。
卒業して何年経っても、そういう存在であるって、本当に、素敵なことですよね。
また、2025年度からの中学校の教科書にも、藤井聡太さんが登場します。(大修館書店の保健体育のコラムに登場)
(参考:東京新聞 2024.3.23 )
日野友輔さんと藤井聡太さんの出身高校はどんな学校?
日野友輔さんと藤井聡太さんが通っていた高校は、名古屋大学教育学部附属高校です。(国立大学法人の併設型中高一貫校)
中学校が2クラス、高校は3クラスという小規模校で、個別指導が充実している学校です。
日野さんも、2023年のインタビューで
(日野友輔さん)「1学年120人で、3クラスだけだったので、同級生は全員、友達みたいな感覚でした」
(引用元:smart FLASH 2023.4.5 )
※日野さんは、当時「野口友輔」として活動
と話しており、学校の雰囲気が良かったことが、うかがえます。
「協同的探究学習」が実践されており、生徒が主体的に学ぶことが大切にされています。
「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)第Ⅳ期」研究開発指定を、文部科学省から受けている学校です。(2024年度~2028年度)
以前にも、「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)第Ⅲ期」指定校になっており(基礎枠2006~2020年・重点枠2018~2020年)、2015~2019年には、SGH(スーパーグローバルハイスクール)指定も受けています。
生徒の自主性が高いと、当時の在校生の方もレビューされていました。(レビューは、2023年のもの。)
自主性が高い。全ての生徒の好きなことへの熱量がすごい。
授業が面白い。先生の知識が非常に高い。(引用元:みんなの高校情報 名古屋大学教育学部附属高等学校レビューより)

子どもたち主体で学べる、素敵な学校ですね!
日野友輔さんと藤井聡太さんのエピソード
藤井聡太さんと同級生だったお話、ハンティ(絆斗)及びヴァレンから日野さんのファンになった方にとっては、初めて聞くエピソードという方も多いと思います。
実は以前から、度々ニュースにも取り上げられており、聡太さんファンや「Hi☆Five」ファンには、知られていたりします。
2023年10月に藤井さんが「八冠完全制覇」を達成した時には、日野さん(当時は野口友輔さん)がお祝いのコメントも出しています。
「おめでとうございます!
これからも藤井が僕たちの世代を引っ張っていっていただけたらうれしいです」(引用元:スポーツ報知 2023.10.12 )
と、声を弾ませていた日野さん。藤井さんの活躍を祝福していました。
日野さんと藤井さんが知り合ったのは、体育の授業
日野さんと藤井さんの最初の出会いは、高校1年生の時。体育の授業だったといいます。
野球の授業で、たまたまキャッチボールのペアになり、それから、2人は他愛のない話をするようになったのだとか。
藤井さんは優しくて、キャッチボールの最初、すごくゆっくり投げてくれたそうです。
「俺、捕れるから大丈夫だよ」と日野さんが言うと、藤井さんは 全力投球!
でもすぐ「あ、ごめんね」と言ってくれたといいます。
藤井さんはその時、手首のスナップを利かせた独特のフォームで投げていました。
また、ハンドボール投げの時には、両手で投げていたといいます。
両手で投げると、身体の遠心力を使えないので失速しそうなものですが、藤井さんの球はパワーがあって、めちゃくちゃ遠くまで飛ばすのだそうです。
日野は、そんな藤井さんの 型にはまらないところ、自己流で結果を出すところが、天才肌だと思ったそうです。



藤井さんは 50m走も めっちゃ速かったそうで、サッカーをやっていた日野さんでも、藤井さんに負けたと明かしていました。
(参考:smart FLASH 2023.4.5 、スポーツ報知 2023.10.12 )
日野友輔さんと藤井聡太さんの高校時代と現在 それぞれの活躍
2人が高校生生活を送っていたのは、2018年~2021年。
日野友輔さんは高校1年生から芸能活動を開始
日野友輔さん(当時は、野口友輔さん)は、高校1年生の時(2018年)に受けたオーディションに見事合格、「TOKAIスクールボーイズ」として活動を開始、2019年、「Hi☆Five」としてメジャーデビューしています。
16歳だった日野さんは、当時、インタビューでこう話しています。
「僕は、最年少ということで甘えすぎてメンバーの皆んなに迷惑をかけることもあったりと、学ばなくてはならないことばかりですが、自分の限界を超えていけるよう、元気に明るく頑張っていきたいと思います」
(引用元:日刊スポーツ 2018.12.23 )
日野友輔さん 現在の活躍
2024年8月10日、芸名を野口友輔から日野友輔に改名。
現在、テレビ朝日系列「仮面ライダーガヴ」で、辛木田絆斗(からきだ はんと/仮面ライダーヴァレン)役をつとめ、活躍中です!(2025年2月現在)
絆斗(はんと)は、主人公ショウマの良き相棒、2号ライダーの立ち位置で重要な役どころ。
劇中、シリアスな場面が多いのですが、当の日野さんは面白く、イベントや配信でもファンを楽しませてくれる存在なんですよね。
そして、現在Hi☆Fiveでは、日野さんと加藤大悟さんの2人で活動しています。(2025年2月現在)
ちなみに、日野さんのメンバーカラーは紫です。
「ウラ仮面ライダー」でも、それぞれに自身のゴチゾウイラストを描いた時「紫が好きなんで、紫入れて…」と、(Hi☆Fiveメンバーカラーの)紫と、ヴァレン要素の茶色、両方入れたと話していました。



Tシャツ中央の、友輔の「友」の文字がお腹に入っているゴチゾウが、日野さんデザインです↓
日野さんはサッカーをやっていたので、足をサッカーボールにしたのだとか。
ウラ仮面ライダーTシャツは、プレミアムバンダイで発売中です。
藤井聡太さんは、14歳でプロ棋士に。高校の経験は、精神的なバランスに良い影響が
藤井聡太さんは、2016年、14歳で四段に昇段、史上最年少プロ棋士になりました。
プロデビュー戦となった加藤一二三(かとうひふみ)さんとの対局で勝利、そして、そのデビューから、続けて29連勝しています。
ひふみんとの対局は「公式戦勝利の史上最年少記録」を、29連勝は「歴代最多連勝記録」を更新することとなりました。
大活躍で、多忙な日々を送ることになりますが、そんな中で 藤井さんは、高校進学を決めています。
2020年、高校在学中に、17歳11か月で タイトル獲得最年少記録も更新しています。
藤井さんは、対局で忙しい日々を送りながら、高校の探究学習の中で、理系の分野では「骨伝導」について発表したり、歴史では 世界史の学習を楽しんだりと、「学ぶこと」も「学校生活」もエンジョイしていました。
休み時間に、仲のいい仲間たちと一緒に、数学の先生のところに雑談しに行ったりなど、先生と生徒も仲良しです。
(参考:smart FLASH 2023.4.5 )
藤井さんは また、高校の仲間と一緒に「青春18きっぷ」を使って、日帰り旅行もしたそうです。
(藤井聡太さん)「学校で学んだことが将棋に役立つことはありませんが、学校に行くことで精神的にバランスが取れているかなと思います。
勉強で面白いのは世界史で、今は第一次世界大戦の授業を受けています。」
(引用元:JBpress 2021.3.31 )
しかし、高校3年生の時、コロナの影響で対局が延期となり、また、学校も休校になりました。
そして学校の休校明けと、その対局再開後の過密日程が重なってしまいます。
2020年の夏には、愛知県瀬戸市役所のHPや 日本将棋連盟に殺害予告が届く事件が起きました。
この事件があったため、藤井聡太さんの周辺警備を強化し、その影響で登校するのが難しくなってしまった時期もあるといいます。
様々な要因により出席日数不足になってしまったこと、それから将棋に専念したい気持ちが強くなったことから、藤井さんは 2021年1月末に自主退学しています。



卒業間近で…胸が痛みますよね。
しかし、藤井さんは、インタビューで このように話しています。
「高校進学を決めたときから、状況を見て退学を判断しようと思っていました。
高校では、棋士だけでは経験できないことがいろいろとありました。
だから卒業自体にこだわる必要はないのかなと思っています。心残りはありません。」
(引用元:JB press 2021.3.31 )
コロナや「何かのせい」にせず、自分の道を決めた藤井さんに、大切なことを教えられた気がします。
そして何より、卒業してもしなくても、高校で仲間と過ごせた時間や 学んだことは、ずっと残るし、変わりませんものね。
藤井聡太さん 現在の活躍
藤井聡太さんは、数々の史上最年少記録を打ち立ててきました。
2021年7月には、史上最年少(18歳11ヶ月)で「九段」となり、その後、数々のタイトルを獲得していきます。
2023年10月には、ご存知、史上初のタイトル「八冠独占」を達成、2024年8月には史上最年少で「永世二冠」を達成しています。
八冠全冠制覇とは、8大タイトル(竜王・名人・叡王・王位・王座・棋王・王将・棋聖)を全て制覇することです。
そして、同じタイトルを一定数獲得した棋士には、「永世称号」という、引退後も そのタイトルを名乗れる資格が付与されます。(タイトルごとに獲得条件は違いますが、「連続5期」や「通算7~10期」など、難易度は高いです。)
それを受け「将棋界初の八冠制覇を達成された功」に対し「内閣総理大臣顕彰」が授与されています。
2024年、竜王戦での防衛戦では、数々の対局で勝利を収めました。
そして現在、2025年2月にも、王将戦が行われています。(2025年2月7日現在)
藤井聡太さんのこれからの活躍も、楽しみですよね!
日野さん「フジイと対談できる日が来るようにがんばります」
中学生時代からプロ棋士として仕事をこなし、一躍有名になったことで、つねに世間から注目の的になっていた 藤井聡太さん。
日野友輔さんは「フジイは、僕らの前では普通の高校生でした」と話します。
学校の、気の置けない仲間の前では「普通」の高校生でいられたんですね。
日野さんは、高校在学中、藤井さんに 2ショット写真の撮影などを頼んだことがないといいます。
友達には、そんなことをしない。日野さんのその気持ちに共感します。素敵な友情です。
そんな仲間たちだからこそ、藤井さんも自然な素顔でいられたし、お互いに友情を育むことが出来たのでしょう。
今も、あの時と同じように「フジイ」と呼んでくれる。それはこの先、年を取っても変わらない。
そんな旧友って、お互いに貴重な存在なのだと思いました。
「お仕事を通して実力と自信をつけて、フジイと対談できる日が来るようにがんばります」
(引用元:smart FLASH 2023.4.5 )
そう言っていた日野さん。
私たちファンも、お2人の対談の日が来るのを、楽しみにしています。
日野さんも、藤井さんも、かつての仲間たちも お忙しい日々を送っていると思いますが、マスメディアが入らない、ファンが見ていないところで、高校時代のみんなで集まれたら、いいですね!!
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