【考察】酸賀さんは何者なのか?混血やラスボスの可能性も!?(仮面ライダーガヴ 25話時点)

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「仮面ライダーガヴ」に登場する研究者、浅沼晋太郎さん演じる「酸賀研造(すがけんぞう)」。

謎の多い人物ですが、一体何者なのでしょうか?(※25話終了時点の、考察です。)

バンダイで3月6日に27話の予告が流れた件がありましたが、その中で見たことは反映(ネタバレ)しておりませんので、安心してお読み下さい。

目次

「酸賀研造」の人物像について

酸賀研造(すが けんぞう)は、自称「グラニュート研究家」です。

しかし、全エピソードの折り返し地点を過ぎた現在(2025年3月2日現在/第25話まで放送)でも謎の部分が多く、これからの展開と共に、酸賀研造の正体も明らかになっていくことでしょう。

現時点(25話終了時点)での相関図は、こちらです。

この相関図では、酸賀とビターガヴ(ダークショウマ)の繋がりが伏せられていますが、22話で、ダークショウマが食べていた大量のピザの空き箱を、酸賀が片付けているシーンが描かれています。

25話でも、酸賀の家で、大量のピザの空き箱を見つけた絆斗が、ピザパーティーでもしたのかと酸賀に尋ねます。
酸賀は「ちょっと友達が来てて。若い子。それにしても若い子って良く食べるねぇ」と答え、絆斗くんもあれぐらい食べるのか?と、しれっと聞いています。

明らかに、酸賀が「ダークショウマ」を培養してるし…。
埋め込み手術をした絆斗と比べるような質問ですよね。

酸賀研造は何者なのか?

当初は「酸賀さん=ニエルブ」説がありましたが、話で、ニエルブと酸賀の対面シーン以降、その可能性は無くなりました。
それ以降は、ニエルブとのやりとりからも、2人が「共同研究者」であることは間違いない、ということが判明していきます。

絆斗をそそのかして1人で「改造」しちゃうし、それにしても、研究の進みが異常に速い…

酸賀研造は一体、何者なのでしょうか?

考察① ラスボス説

酸賀さんは、ニエルブと共に何かを企んで、進めているのは確かです。
公式の「26話予告」にも、「着々と”ある計画”を進めていた」と書かれています(が、バンダイで流れた 27話予告の“アレ”とは限りません…)。

ニエルブは「酸賀さん」と呼び、酸賀さんのことをリスペクトしている感じですよね。
ストマック家で育った彼ですが、人間を下に見ることなく「同じ研究者として」尊重しています。
種族が違えど2人は、研究者同士 馬が合う、そんな風に見えます。

お互いに「利用し合っている」線は否めませんが…敵キャラ側でも、グラニュートと人間の文化交流というのは、胸アツです。

さて、ストマック社で管理職的な ランゴですが
「シータが赤ガヴにやられたぁ?」(15話)
「何?赤ガヴに似たヤツが、もう1匹増えた?」(19話)
「ラーゲ9が赤ガヴ側に寝返ったぁ?」(21話)
等、色々と疎いシーンが多いことから、最近では 視聴者の間でも、「またしても何も知らないランゴ兄さん」「クスッと笑える」と、もはや オトボケキャラ設定。

「何?○○だとぉ?!」は、今や「ランゴ構文」として親しまれています。

「令和の呉島貴虎(くれしま たかとら)」の異名まで持つランゴ兄さん。

そんなこんなで、ボヤボヤしている間に、主導権をニエルブに握られてしまうのではないか?
そして酸賀さんは、ニエルブとともに、あるいは単独で、「ラスボス」の座におさまる予感がするんですよね。

そんなことがあったら、もしかしたら、ランゴは今後味方に、酸賀は敵キャラ設定になるのではないか、とも考えられます。
ただ、ランゴは絆斗のお母さんの 直接的な仇(かたき)のため、ショウマや絆斗たちと共闘、というのは難しそうですけれども…。
(もし味方に転身するなら、自分の行いを悔いて、絆斗を助ける・もしくは絆斗に自らやられに行く、はあるかもしれませんが。)

いつも タイミング良すぎる展開の謎

絆斗の師匠、塩谷壮士(小松 利昌さん)が襲われた事件も、塩谷だけが、闇菓子の材料にされることなく「割られて」いました。

これも自分(酸賀)を怪しむ塩谷にいてもらっては困る、ということと、絆斗の「復讐心」を利用しようとの「シナリオ」だったら、点と点が 線で繋がってきます。

おまけに、いつも実にタイミングが良すぎです。
ニエルブには、塩谷と絆斗のことまでは解らないため、仕組んだのは 酸賀さんではないかと思われます。

考察② 人間を辞めて、自らグラニュートになるのではないか

酸賀は、「人間」なのだけれど、好奇心旺盛な彼のこと、「自らの身体で試してみたくなる」というのも必然的にあり得るでしょう。
根っからの研究者ですからね。

仮面ライダーOOO(オーズ)に登場した真木博士(神尾佑さん)が、人間から、自らグリードになったように…。

真木博士(ドクター真木)
鴻上生体研究所の所長であり、メダルシステムや仮面ライダーバースの開発者です。
そして鴻上光生の下から離反した後、紫のメダルを取り込んで恐竜グリードへと変貌を遂げます。

グリード…もとい、グラニュート(それも最強の)へ、そしてさらに、ヴァレンシステムを使って…ということも?!

ところで、浅沼晋太郎さんといえば、「仮面ライダーガッチャード」で、レベルナンバー10のケミー「ドラゴナロス」/ドラゴンマルガムの声を担当してました!

マルガム…もとい、グラニュートや仮面ライダーを演じる浅沼晋太郎さん、見てみたいです!

「もうひとつの」グラニュート臓器の使い道は?

15話で、ニエルブが 酸賀の家を訪れ「僕たち研究者も負けていられないからね」「情報交換だ」と、黒い物体(グラニュートの臓器)を酸賀に渡すシーンがありましたよね。

1つ目のグラニュート臓器は、絆斗に埋め込まれたもので、この臓器提供は2回目です。
酸賀は、大切に、クーラーボックスに保存していました。
このグラニュート臓器の使い道が、気になります。

1つ目の、絆斗に埋め込まれたグラニュート臓器、もしかしたらなのですが…絆斗のお母さんを連れ去ったグラニュートのものなのではないか?とも思われますよね。(ドラマの展開的に…)

絆斗がそれを知ってしまい、さらに苦しむ展開、というのが、どうかありませんように…

はたして、2つ目の臓器は、酸賀さん自らが使用するのでしょうか?

ところで、絆斗に施された「グラニュート臓器埋め込み手術」のシーンですが、酸賀さんを演じた 浅沼晋太郎さんご自身も、「えっ、これホントにオンエアされるの?撮ったはいいけど、放送されないってこと、ない?」と心配しながら 撮影に臨んだのだそうです。
(参考:鈴村健一のラジベースDUO #47 2025.3.8 より)


昭和のライダーでは 改造シーンが多くありましたが、平成以降のライダーでは ほとんど描かれて来なかったですものね。

絆斗の、(当初の)自己修復力の高さは、カイゾーグ(仮面ライダーX)を思い起こさせます。

仮面ライダーエグゼイドでは、ゲーマドライバーを扱えるようにする「適合手術」はあったけどね。
(※ただ、宝生永夢は、適合手術を受けずにエグゼイドに変身可能でした。)

考察③ 人間とグラニュートの混血

また違う視点からの考察ですが、
酸賀さんは、ショウマと同じように、人間とグラニュートのダブルのお子さんなのではないか、とも考えられます。

ショウマのお母さんのケースを見ると、他にもありそうなケースですよね。

ショウマが「俺、絆斗のお母さんに会った事がある」と話す 過去の回想シーン(23話)で、ランゴが絆斗のお母さんを見てまた脱走か」と口走った件。

もしかしたら、こういう可能性もあるかもしれません。
過去に、バイトの誰かが、こっそり酸賀さんのママを逃がす手引きをして、その時 酸賀さんママと恋仲になり…
そして、生まれた赤ちゃんが酸賀さん、ってことも、もしかしたら あり得る?

もし酸賀さんにも、そのような生い立ちがあったなら、人間よりグラニュートに詳しいことも、繋がってくるように思います。

ニエルブが酸賀に情報を与えていたのは確かですが、それにしても詳し過ぎるし、開発のスピードが早すぎです。

ショウマの能力も、デンテおじさんが ショウマのガヴを改造し、お菓子を食べた時の「多幸感」から生まれるゴチゾウと合わさることにより、得られたもの(精神的につらいことがあると、食べても生まれない)。

酸賀さんは、実はガヴを隠し持っているのかもしれません。
(絆斗のように手術を受けずとも)半分グラニュートの血が入っていることにより、研究開発した何かによってグラニュート同様の能力を開花させるのかも?

絆斗に「ハッピーバレンタイン」と言って渡した 黒のチョコゴチゾウ。(全部で4個もありました!)
あれは、ショウマの変身方法に着想を得て、酸賀さんが生み出したものである可能性もあるかもしれません。

酸賀がエージェントも生み出せるとしたら…

絆斗の師匠、塩谷壮士が襲われた事件も、酸賀さんが裏で糸を引いていたと思われます。
そして、もし「酸賀さんのエージェント」が存在していたとしたら…。

4話で、塩谷が絆斗に「そいつ(酸賀)、怪しくねぇか?詳し過ぎるよ。」と声をかけていましたが、それを陰から見ているエージェントがいましたよね。

ショウマと違って、酸賀さんにもエージェントが生み出せるとしたら、塩谷を襲わせたのは、酸賀さんのエージェントの可能性があります。

考察④ 人間界の「人造人間」研究開発者だった?

23話で、絆斗が「ビターガヴ」の存在と、彼を倒したことを話した時、酸賀さんは「あーそっか、もう倒しちゃったか~」と露骨に{貴重な被験者だったのに…}といった態度をソッコーで表していましたよね。

そして「第2」のダークショウマは、ショウマとラキアに対し「俺はお前らのこと知らないから、俺じゃなかったんじゃな~い?」「俺はね、何人もいるの。きっとまだまだ出てくるよ」「ご主人様ってスゴいよね~」と話しています。

これから、まだまだ出てくる…
「ご主人様」とは酸賀さんのことですね。

一方、23話 劇中で、絆斗が情報収集しているシーンがありましたが、絆斗がiPadで調べている資料の中を見てみると、「タイレル社の対応」「住民の声」「今後の対応」とまとめてあるのが見えます。(AIで調べたようですね。)

絆斗が情報収集している
iPadの資料には、「タイレル社」について書かれた記事があった
(出典:「仮面ライダーガヴ」)
絆斗が情報収集しているシーン。
iPadの資料には、「タイレル社」について書かれた記事があった
(出典:「仮面ライダーガヴ」)

その資料の1部を抜粋しますと、こんなことが書かれています。

タイレル社の対応
不正行為の発覚後、タイレル社は公式声明を発表し、「排水処理設備の老朽化により、一部の排水処理が不十分であった」と釈明した。

住民の声
タイレル社の工場周辺に暮らす住民たちは、日常生活に不安を覚えることを余儀なくされている。
「子どもたちが水遊びをする度に、皮膚のかぶれやアレルギー反応が出るようになった。」

今後の対応
タイレル社のような大企業による環境破壊が明るみに出ても、現在の法制度では十分な罰則が課されることは少ない。
タイレル社の問題は、環境保護の重要性を再認識させるとともに、企業の社会的責任を問う試金石となるだろう。

「タイレル社」とは、アメリカのSF映画『ブレードランナー』(1982年公開)に出てくる架空の企業です。
タイレル社は、「人造人間レプリカント」の開発を行っている会社です。

映画『ブレードランナー』内でも、地球で環境破壊が進み、人類の大半が地球外へと移住したことが描かれています。絆斗が見ていた資料も「環境破壊について」で、映画内の「レプリカント製造」は、ダークショウマ量産を思い起こさせます。

(『ブレードランナー』では「人間とレプリカントの恋」も描かれていますので、この先 人間とグラニュートの恋の展開もあったら良いなぁ、と思いつつ…)

「タイレル社」は、「仮面ライダーガヴ」のストーリーとは、もちろん関係ありませんが、「タイレル社のような会社」があるような世界観とは、いえるでしょうね。
人間そっくりのアンドロイド(レプリカント)を生産する大企業があるという…。

こういう細かいところまで、凝ってるところが好きです!

もちろん、これは小道具の遊び心で、実際の「タイレル社」が出てくることはありませんが、
酸賀は昔、何らかの組織で、人造人間の研究を行っていた第一人者なのかもしれません。

筆者は、ニエルブと酸賀が「どうやって知り合ったのか」が気になっているのですが、旧知の仲に見える2人は、何らかの、研究者が集うシンポジウムなど(?)で知り合い、意気投合した可能性もありますね。

ニエルブが、密かに人間界を探っていた過程で、人間界のマッドサイエンティストたちの存在を知り、興味を持って近づいたのかも…。

酸賀さんの正体は…?の まとめ

現時点(25話終了時点)での、酸賀さんは何者か?についての予想・考察は、

  • ニエルブとともに、あるいは単独でラスボスへ
  • 人間を辞めてグラニュートへ
  • 人間とグラニュートの混血
  • 人間界の有名なマッドサイエンティスト

といったところです。
現在のところ、まだ謎が多い酸賀さんですが、これからのストーリー展開に大きな影響を与えるキーパーソンであることは、間違いないですね。

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