「スーパー戦隊シリーズ終了」はデマか?の検証(2025.10.31時点です)

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ショッキングな「ニュース」が流れてきましたね。
それは「スーパー戦隊シリーズが、現在のゴジュウジャーを最後に終了する(共同通信)」というもの。
2025年10月30日 19:03のことでした。

しかし、翌日(2025年10月31日)の午前中になっても、公式からは何の発表もありません。
「戦隊シリーズ終了」のニュースは一体、何なのか?デマなのか、本当なのか。
以下は、現時点(10月31日 午前10時現在)での検証です。

目次

「戦隊シリーズ終了」はデマか、本当か、の検証

筆者は、「関係者」ではございません。
あくまでも現在の情報について整理しているものです。

決してこのような検証記事などで、安心したり心配したりせずに、公式からのコメントを一緒に待ちましょう。

共同通信の記事の信憑性について

共同通信の記事(「スーパー戦隊シリーズが、現在のゴジュウジャーを最後に終了する(共同通信)」)の要点は、以下の通り。

  • 共同通信社が10月30日、「関係者」に取材したところ、「スーパー戦隊シリーズ」が、現在放送中の「ゴジュウジャー」を最後に終了する、ということが分かった。
  • その「関係者」は「収支が合わないことが番組終了の背景(イベント、関連グッズ、映画などで得られる収入が、番組制作費に見合わない)」と述べていた。

しかしながら、これ以上の情報は、翌日になっても出てきません。

また、多くの特撮ファンは、このタイミングで「終わる」ことに違和感を覚えた人が少なくありません。
(筆者も、その一人です。)

「関係者」が「この作品で終わり」という「ゴジュウジャー」の放送も現在、36話という佳境に入ったところ。
今年は「周年記念作品」でもあります。

「共同通信の、この記事は、飛ばし記事ではないか?という意見が多いのも、うなづけます。
共同通信に限らず、新聞社は時おりこのような「飛ばし記事」を打つことがあります。
(2025年7月に、読売と毎日が「石破首相 退陣へ」という「誤報」を出したことは有名ですね。)

その「関係者」への取材だけで、他の裏付けをしていない可能性も、充分あり得ると思います。

白倉Pの配信から分かること

2024年12月13日に配信された、TTFCの企画『東映のヒミツぜんぶバラしまスペシャル! 〜おや、誰か来たようだ』の中で、白倉Pが

  • 前倒しで撮影することにより、予算管理やキャスト・スタッフの環境改善につながった
  • 数年先まで制作ラインが決まっている
  • ライト層、コアな層、それぞれのファンが楽しめるような作品創り、そのプロジェクトを、いくつか同時進行中

と明かしています。

ここからも、突然「ここで終了」ということは、考えにくいと推察されます。

俳優さんたちの反応から

このニュースが出てから、動揺し、悲しむファンが多かったことは、皆さんご存知の通りだと思います。

と同時に、戦隊シリーズの過去作品に出演された俳優さんたちも、驚きや動揺の投稿をしていました。

俳優さんたちの驚きようからは、少なくとも「寝耳に水」状態だったと思われます。

中には、感謝の気持ちを述べている俳優さんも、多くいらっしゃいましたが、それは「知っていた」のではなく、ニュースを信じたのだと、思います。
動揺しているなかで、応援してくれたファンのために、そしてご自身のためにも、精一杯のコメントを出してくれたのだと思います。

そして、徐々に「まだ公式から何も発表がないので、落ち着こう!」との呼びかけが増えていきました。
ファンからも出ましたが、演者さんたちからも!

井上正大さん。

平田裕香さん。

「知っていた」という俳優さんも

古原靖久さん

一方、古原靖久さん(ゴーオンレッド)は、「知っていた」とポストしています。

ついにこの時が来たか。

有難う御座いました。

50人のうちの1人になれたことを

誇りに思います

知ってはいたけど辛い

でもライダーも空白の時間あったから

いづれは…!

近々YouTubeにて話そうと思います

(古原靖久さん Xより)

その後、30日のうちに、このポストは削除されています。

古原さんが(公式から発表されていないのに)このポストをしたことについて、彼を責める声も出ていますが、ニュースになっていたために「ついに(公式から)発表されたか…」と思っても仕方がないと思われます。

古原さんも、辛い思いを、ファンと共有したかっただけなのかも…。

古原さんは、上記ポストを削除した後、
30日の21:44に 下記の内容で投稿しなおしています。

しかしながら、古原さんが、どこまで知っていたのかは、判りません。

「噂」を聞いただけかもしれないですよね。

彼の「でもライダーも空白の時間あったから いづれは…!」の言葉からは、古原さんが「関係者」から近い関係性ではないように感じました。

(どんな終わらせ方をするのか、再開はあるのか、と聞ける関係性ではない、と推察。)

ちなみに他にも、戦隊シリーズの演者さんではない芸能人の方が「(GWぐらいから)知っていた」と投稿していますが…

…こちらも、どんな情報だったのか、またその情報元の「関係者」が信頼おける人なのか、ここがハッキリするまでは判断できません。

原田篤さんのコメント

と、いうのも、これまで何年も前から、何度も出た話であり、しかしそれでも継続してきた、という経緯を、原田篤さんがコメントしています。

梶 裕貴さんからのコメント

また、現在「ゴジュウジャー」出演中の梶 裕貴さん(テガソード役)も、コメントを出しています。

昨日(10月30日 20:58)、梶さんは、報道を受けて、このようにコメントしました。

さびしいよ、スーパー戦隊シリーズ

ありがとう、スーパー戦隊シリーズ

がんばるね、スーパー戦隊シリーズ

(引用元:梶 裕貴さんX 2025.10.30 20:58

このため「現在ゴジュウジャーに出演している方が、(報道を)否定していないということは、本当なのか?!」と受け止めるファンが多く、
これを受けて、梶さんが「まだ私も公式からの報告は受けておりません。皆様を混乱させる投稿をしてしまったことをお詫びいたします。」とコメントを出しました。

梶さん、ありがとうございます。

梶さんも、ニュースでショックを受けた私達と一緒だったんですよね。
気持ちの共有、そしてファンたちのためにということもあっての、
「さびしいよ、ありがとう、がんばるね」だったのだと思います。

そして梶さんのおかげで、「現在、ゴジュウジャーに出演されている演者さんにも、なにも知らされていない」ということが明らかになりました。

もしシリーズの終了を考えているならば、きちんと演者さんに伝え、ファンに伝え、作品を一緒に作っていくのだろうと(今までの軌跡から見ても)思われますので…ここで終了というのは、怪しい、と言わざるを得ません。

他のゴジュウジャーメンバーも、通常モード

ゴジュウジャーの演者さんも、通常モードです。

鈴木秀脩さん。

「ゴジュウジャー」にゲスト出演された、中村優一さんは、これ!(ほっこり)

(※しいたけについて…中村優一さんが「仮面ライダー電王」で演じた 桜井侑斗は、しいたけが大の苦手だったんですね。中村さんなりの、ユーモアを交えた表現だったのだと思います。)

朝日新聞の報道より

朝日新聞からも、報道が出ています。

ただ、朝日新聞の報道も、既出の情報のみで、関係者についても明かされていません。

朝日新聞は、テレビ朝日HDの関連会社ですが、朝日の記事には、こう書かれています。

テレビ朝日は取材に対して、「今後の編成についてお答えしておりません」とコメントしている。

(引用元:朝日新聞 2025.10.30 20:53

他の新聞社の報道は

読売新聞日本経済新聞などが報じていますが、共同通信社の報じた内容以外の新たな情報は、今のところありません(2025年10月30日時点の報道にて)。

スポーツ報知は、テレビ朝日に取材したが、やはり「編成については、お答えしておりません」との回答だったといいます(2025年10月30日 21:56の記事)。

報道後初めての、公式からの投稿とは

そして、報道から一夜明けた 翌日(2025年10月31日)の、公式からのポストです。

10月31日、7:04のポストです。

なんと、ラッキューロの誕生日と、ハロウィンのお祝いだったんです!

この、あえての「平常運転」、強いですよね。癒されます。
さすがヒーロー!こんな時も動じない、とも感じます。

全スーパー戦隊展【公式】さんXも

全スーパー戦隊展【公式】さんXも、通常運転でした。

TTFCは「ゴジュウジャー」に関して「通常モード」なポスト

TTFCは、「ゴジュウジャー」関連にて「通常モード」の投稿をUP。

次回放送がお休みのため、TTFCコンテンツ『補ジュウ計画 ナンバーワン懺悔室』の特別セレクションを YouTubeで公開するよ、というお知らせです。

どこまでも通常モード、心強い!

東映プレスリリースでも

東映プレスリリースでも、今のところお知らせはありません。(2025年10月31日 16:20現在)

テレビ朝日公式からも、お知らせは無し

テレビ朝日のプレスリリースでも、このことについて、触れられていません。(2025年10月31日 16:20現在)

「続報」は、弊ブログでも追っていきますが、
先ずは(弊ブログのような)まとめ記事よりも、公式のXや公式サイトを信頼して、待ちましょう。

新聞・週刊誌の記事は、鵜吞みにせず、取捨選択していくことが大切ですね(筆者も含めて)。

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