「オッペンハイマー」が日本で2024年公開決定に、日本での声は?IMAXで上映されるのか心配の声も

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クリストファー・ノーランが脚本・監督を務め、世界的に大ヒットした映画「オッペンハイマー」がついに、日本の映画館での公開が決まりました。

日本で公開されるのは、来年2024年です。 

様々な議論をよんでいた「オッペンハイマー」ですが、公開が決まった日本での声を、さっそく見てみましょう。

IMAXでの上映を心配する声も出ていますが…

目次

映画「オッペンハイマー」の配給会社は ビターズ・エンド

映画「オッペンハイマー」の配給を担当するのは、ビターズ・エンド

日本での上映決定にあたり、ビターズ・エンドは、異例のコメントを出しています。

〝弊社ビターズ・エンドは、クリストファー・ノーラン監督作『オッペンハイマー』を2024年、日本公開いたします。
本作が扱う題材が、私たち日本人にとって非常に重要かつ特別な意味を持つものであるため、さまざまな議論と検討の末、日本公開を決定いたしました。
作品を見た上で、クリストファー・ノーラン監督の手による、伝統的な作劇手法を超越した唯一無二の映画体験には、大スクリーンでの鑑賞が相応しいと考えております。

日本公開の際には観客の皆様ご自身の目で本作を御覧いただけますと幸いです″

引用元:映画.com 2023.12.7 より

「オッペンハイマー」日本公開に、日本での反応は?

「議論と検討の末」公開が決定した「オッペンハイマー」。

日本での声をさっそく見てみましょう。

Xより
Xより
https://twitter.com/online_kajino_/status/1732595527487984004
Xより
Xより
茂木健一郎さんXより

立田敦子さんXより

「ついに来た!」、「ずっと楽しみにしていた」の声が最も多く、既に映画館で観た人からの「良かったから観てほしい」「字幕付きが見返せるの嬉しい」の声、「配給会社さんありがとう」の声も多かったです。

「議論が起こるのは良い」の声も。

IMAXで観たい、観れるかどうか心配する声も

他に多かったのが、IMAXでの上映を心配する声でした。

Xより
https://twitter.com/GOL9000/status/1732582826921652579
Xより
Xより

「オッペンハイマー」は、IMAX上映されるのか?

「オッペンハイマー」上映の詳細については、まだ発表されていません(2023年12月7日現在)。

しかし、ビターズ・エンドは、2020年ポン・ジュノ監督の「パラサイト 半地下の家族」をIMAX上映しています。
このことから、「オッペンハイマー」もIMAX上映されるのではないかと予想されます。

【追記】「オッペンハイマー」は、3月29日より、全国のIMAX劇場50館で同時公開されることが決定しています!

「オッペンハイマー」関連記事はこちら

映画「オッペンハイマー」が「描かなかったこと」について。観客のレビューも

映画「オッペンハイマー」のOST・作曲したゴランソンについて

実在するオッペンハイマーの人物像について

【2024年1月26日 追記】オッペンハイマーは3月29日に日本公開

映画「オッペンハイマー」の日本公開日は、3月29日(金)に決定しました。

【2024年2月1日 追記】「オッペンハイマー」日本版予告・ポスター公開

ビターズ・エンドが「オッペンハイマー」日本版予告をUPしました! ナレーションは渡辺謙さんです。

ビターズ・エンド公式YouTubeより

日本版ポスターも同時にUPされています。

ビターズ・エンド公式Xより

日本版ポスターでは、オッペンハイマーの背景、色合いが変わっています。

そして「この男が、世界を変えてしまった」という文章を縦書きで、オッペンハイマーのすぐ右側に入れています。

https://twitter.com/KuroshibaMovie/status/1752837860485705815
Xより

日本版のポスターは、元のポスターの「原子爆弾、火の粉の背景」から「鉄塔、空の背景」へと変わっています。

元のポスターは、原爆、そして燃え盛る火の粉がオッペンハイマーを包むイメージは、自ら作り出したオッペンハイマーの苦悩を表しているようにも見えます。

一方、日本版ポスターは、鉄塔の後ろに見える空が、オレンジ色に染まっています。

原子爆弾、そして燃えさかるイメージの火の粉は、表現だとしてもやはり見る者がつらいであろうことへの配慮と思われます。ですがしっかり、日本版でも「空の色」で、苦悩を表してくれていると思います。

筆者は、東京大空襲時を経験されたかたから「(戦後40年以上経っても、空襲を連想させる)夕焼けを見るのがつらい」というお話しを、じかに聞いたことがあります。
日本版ポスターは、配慮しながらも、悲惨、それを生み出した苦悩という映画のテーマを伝えてくれています。

公開されたら、「日本での感想」もUPしていきます。

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