6月9日放送のドラマ「アンチヒーロー」では、ラストシーンで白木さん(大島優子さん)がまさかの裏切り!?ということで騒然となりましたね。
6月16日放送の最終回では、逆転はあるのでしょうか?
果たして真犯人は誰なのか?最終回どうなるか、考察していきたいと思います!
あくまでも、「考察」としてお楽しみ下さい。
いやいや、こうなるんじゃない?と、違う考察とも比べて楽しんで頂けると幸いです。
この記事は「ネタバレ」ではありません。
「考察」ではありますが、もしこの考察が当たっちゃったら(笑)つまらない、と思う方は、見ないように注意です!
もしかすると、私たち視聴者が思いつかない大どんでん返しがくるかもしれませんが…
「アンチヒーロー」最終回の考察
最終回、25分拡大スペシャルとのこと!楽しみですね。
では、早速、考察していきたいと思います!
①緑川が味方になるのでは
第8話では、志水(緒形直人さん)が殺人事件のあった時間、別の場所にいたという証拠となる動画の入ったハードディスクを、伊達原検事正(野村萬斎さん)が踏みつぶして粉々に壊してしまう、というシーンがありました。
それを目の前で見た緑川検察官(木村佳乃さん)は驚きの表情を見せていましたよね。
緑川検察官は、ドラマの始まった頃から、正義感を持つ検察官、という雰囲気がありました。
ゆえに、伊達原検事正に対して、疑念を抱くようになり、密かに悪事を調べるために、動いているのではないかと思います。
実は、緑川はこっそり壊れたハードディスクを回収し、データを復元しているのではないか?
それを最終回で、ばばーん!!と突き付けるのではないか、という希望的予測です。
②白木は、伊達原にワナを仕掛けるために潜入したのでは
白木(大島優子さん)が、伊達原の元を訪れるが、これは伊達原を裁判に引きずり出すためのワナではないだろうか。
つまり白木さんは「裏切った」と視聴者に見せかけて、実は、伊達原の罪をあばくために潜り込んだ!という考察です。
「明墨チーム」の白木さんが、伊達原に疑われずにふところに潜り込むには、信用させなきゃならないため、緋山の殺人の証拠となる作業着を持っていったのでは?(さらに、この証拠は偽物!)
③緋山は、最初から「チーム明墨」だったのでは
緋山(岩田剛典さん)は、実は殺人をおかしていないのでは、という考察です。
緋山は、実は、当初 何らかの形で殺人犯に仕立てあげられただけで、実は犯人は別にいた。
江越(迫田孝也さん)は、のちに志水さんが無罪である証拠動画を 伊達原に渡してしまったが、当初、緋山も動画を持っているのではないかと 伊達原側に疑われ、緋山が逮捕されるよう仕組まれてしまった。
「敵を欺くには、先ずは味方から」ということで、またも、赤峰弁護士(北村匠海さん)が知らないだけで、あの「証拠となる血痕のついた作業着」はフェイク。伊達原をはめるために、用意されたものかも?
推理モノの見過ぎで(笑)、深読みし過ぎだったら、すみません!
「色」がヒントなのでは?
「明墨法律事務所」のメンバーは、全員「色」が名前に入っていますよね。
明墨、赤峰、紫ノ宮、白木、青山。
そして緋山の「緋」も、あざやかな赤系の色、濃く明るい赤色です。
なので、名前に「色」が入っていたら味方!という、遊び心のある「匂わせ」なのかもしれません。
その意味では、緑川検察官もそう。「緑」が入っているんですよね。
桃瀬さんも、「桃色」です!
④瀬古 元判事が、伊達原の悪事を暴露するのでは
瀬古元判事(神野三鈴さん)が、最終回で本当のことを証言。伊達原の悪事が暴かれるのではないか?という予測です。
瀬古元判事も、裁判官となった当初は正義感を持っていたが、次第に「男性社会で上にいくため」におかしくなっていってしまった、という描写もありました。
また、その罪の意識から、沙耶のいる養護施設にボランティアに行っていたんですよね。
最後はやはり「心の正義」の方を取るのではないだろうか、と思いました。
⑤倉田 元刑事部長も、証言してくれるのでは
紫ノ宮さん(堀田真由さん)のお父さんである、倉田 元千葉県警刑事部長も、今までは伊達原に「娘さんの将来が…」と脅されていたため、かたくなに黙っていたのでしたが…
紫ノ宮さんが面会で お父さんに必死にうったえたことで、心を動かされ、最終回では真実を話してくれるのではないかと思います!
「糸井一家殺人事件」真犯人は誰?
「糸井一家殺人事件」は、そもそも、西千葉建設で、糸井と志水が「横領事件を起こしたこと」から始まっていましたよね。
しかし…ここまで観てきて、志水さんの人柄が分かってきましたが、横領事件を自分から起こすような人には見えませんよね。
糸井さんは、横領した金を政治家に渡し、見返りに仕事を受注していたが、それが明るみに出そうになったため、「誰か」に口封じのために殺されたのではないだろうか。
志水さんも、その「誰か」にはめられて(不正なお金とは知らず)「受け取ってしまった」、結果「横領」の罪をかぶることになってしまったのでは…。
糸井さんだけでなく、一家が犠牲になったのは、きっと姿を見られてしまったから。
真犯人を隠し続ける伊達原は、政治家と繋がりを持ち、その影響で検事正に上りつめたんでしたよね。
やはり「誰か」というのは、実は、西千葉建設から横領した金を受け取っていた政治家ではないだろうか?と推察します。
もう次回、最終話なので、新たな人物が現れる可能性は低く、ここまでの登場人物の中に、犯人がいると思われますよね。
筆者は、第6話で出てきた、民英党議員で法務副大臣の加崎達也(相島一之さん)が犯人役ではないかと考察します!
次回、潜入した白木さんによって、事件に使われた「毒」が証拠として見つかり、真犯人と伊達原は逮捕!となったら良いなぁ…と思います。
「アンチヒーロー」どこで観れる?
「アンチヒーロー」は、U-NEXTで全話 配信されています。復習しておくと、最終回、さらに楽しめそうですね。
【最終回放送後の追記】真犯人が明らかになるのは続編?
最終回、本当に良かったですね~!
「糸井一家殺人事件」の真犯人は明らかになりませんでしたが、飯田プロデューサーは それについて、こう説明していました。
「われわれの中で、一応、真犯人の設定はしているんですけど、それを出す必要のあるドラマかっていうとそこが論点ではないというか、中心部ではないという判断から出していません」
スポニチアネックス 2024.6.16
アフタートークでも、飯田P、犯人について「色々解釈できるな」と話しています。
飯田P「続きがあるとしたら、そこを掘っていくのか、あとは、桃瀬と明墨っていう、糸井一家殺人事件で 志水さんが冤罪かもしれない という繋がりだけだったんですけれど、なんかもっと繋がりが、明墨に託したものがまだ何かあるんじゃないかな」とも話しています。
明墨を演じた長谷川さんも「真の目的をまだ果たしていないですよね、明墨にとっては。」といいます。
(まだその先に)ものすごいスケールのものがあると思いながら演技していたという長谷川さん。
もしかしたら「糸井一家殺人事件」の真犯人と事件の背景、そしてまた、それぞれの登場人物の人物像が深掘りされる、そんなスケールの大きい続編・スピンオフがありそうですよね! 楽しみです。期待しています。
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