【始球式】テテが日本語で話す場面も!何て言ってたの?テテの英語もご紹介(動画あり)

当ページのリンクには広告が含まれています。当サイトは広告収益によって運営されております
広告

テテが、2025年8月26日(日本時間)、ドジャースタジアムで始球式を行いました。
立ち振る舞いの礼儀正しいところや、日本語以外にも 英語でコミュニケーションを取るなどして「相手の言語で話す」テテの人柄にも、注目が集まりましたね。

日本メディアに日本語で応えるシーンは、多くのイルアミ(日本のBTSファン)を感激させました。

そこで、テテが話していた日本語、そして英語の場面を集めてみました

目次

テテが日本語でメディアに応えるシーンとは?

テテが参加した始球式について

日本時間の8月26日(現地時間では25日)、MLB ロサンゼルス・ドジャース対シンシナティ・レッズの試合開始前、テテが始球式を行いました。

ドジャースタジアム (出典:Free素材 PhotoAC)
ドジャースタジアム (出典:Free素材 PhotoAC)

キャッチャー役を務めたのは、山本由伸選手。
スタジアムにはBTSの『MIC Drop』が流れています。
テテは見事、良い投球を決めてくれました!

MLBの公式インスタは、「Smooth like butter (バターのように滑らか)💜」とキャプションを付け、テテの投球になぞらえています。
(※「Smooth like butter♪」は、BTSの楽曲『Butter』の歌詞の一節です。)

投げ終わった後、テテはすぐに帽子を取って一礼。
2人が歩み寄り、ハグを交わすシーンに、目頭が熱くなったイルアミは多かったことと思います。

世界的なMLB選手たちと、世界的なアーティストの共演とあって、様々な国から報道陣が訪れ、テテが、日本のメディアに日本語で応えるシーンも見られました。

テテが日本語で応えた場面では、何を話していたの?

テテが日本語を話す場面は、こちらです↓

最初 テテは、件の日本メディアも、韓国からのメディアだと思い、韓国語で こう尋ねました。

(テテ)
[韓国語で]皆さんは、ここには、どうやっていらっしゃったんですか?
(여기는 어떡해 오신 거예요?)

そう質問しましたが、お返事がなかったため、テテはすぐに韓国以外のメディアだと気付きます。

(テテ)
[韓国語で]あ、もしかして韓国語わからないのかな

少し間をおいて、メディアの方々も 意をくんだようで、

(日本メディア)
[英語で]私達は日本メディアです。
(We are Japanese media.)

と答えました。するとテテは次の瞬間 すぐに日本語に切り替えて応えます!

(テテ)
[日本語で]ああ、ホント?

日本のメディアの方も、おそらくテテに伝わりやすく、彼が英語で応えやすいようにと、「We are Japanese media.(私達は日本メディアです)」、日本語ではなく英語で伝えたのだと思います。

それにもかかわらず、英語ではなく「相手の言葉である日本語」が出るテテさん。

(テテ)
[日本語で]ここはどうやって来ますか

(テテ)
[日本語で]全部 皆さんが…

(テテ)
[韓国語で]あーわかんない
(아〜이, 몰겠다)

テテは、この後、何て伝えたかったの?

テテは、韓国語で尋ねたのと同じく、
「こちらには、どうやっていらっしゃったのですか?」と、聞いていました。
「ここ」・「どうやって」・「来る」、その疑問形がすらすら出てくるのは、すごいですよね。

そして、
「全部 皆さんが…」に続けて、日本語で伝えたいことがあったのですが、思い出せなかったようです。
韓国語で、「あーわかんない」と、もどかしそうでしたね。

あくまでも、筆者の想像なのですが、テテは、

“皆さん、全員こちらに来る事ができたのですね、良かった”

と、言いたかったのではないかと思います。

MBC記者とテヒョンさんの、こんな場面も…

と、言うのも、別場面では、MBCアメリカ記者さんと テヒョンさんが、こんなやり取りをされていたんです。

MBCアメリカは、韓国文化放送協会の米国子会社が運営する、アメリカのテレビチャンネルです。

別のアングルから↓

MBCの記者さんと、テヒョンさんとのやり取りです。

(MBC記者)
MBCから来たんですが、一度だけ、ご挨拶をお願いします。
(저희 MBC 에서 나왔는데 인사 한번만 해주세요. 손 인사!)

(テテ)
MBCですか?
(엠비씨여?)

(MBC記者)
はい!
(네!)

(テテ)
本当ですか?
(진짜여?)

(MBC記者)
はい!
(네!)

テテは それに応えて、笑顔で手を振ってくれました。

(MBC記者)
ありがとうございます!ファイティンしてください
(감사합니다! 화이팅 한번 해주세요)

(テテ)
ファイティ~~ン
(화이티이이이이이잉 ~)

テテ、ファイティンポーズも見せてくれました!

そして…テテさんから記者さんへは、こんな質問が。

(テテ)
個人旅行で来られたんですよね?
(개인 여행으로 오신거죠?)

(MBC記者)
いえ、私…取材…の仕事で来たんです
(아니예요 저 .. 취재 .. 일 하러 왔죠)

(テテ)
ウソだ~
(거짓말 ~)

(MBC記者)
あ、本当です!!…www
(아 진짜예요!!…ㅋㅋㅋ)

(テテ)
ウソでしょ!
(거짓말!)

(MBC記者)
カメラが今ここに来られなくて、来てないんですwww !!
(카메라가 지금 여기 못 와서 못 오고 있어요ㅋㅋㅋ!!)

どうやら、MBCの大きなカメラが、フィールドまで来られなかったようなんです。

そこで、テテが茶目っ気たっぷりに「ウソでしょ」と、ジョークを言った一幕でした。

この時 MBCの大きなカメラが入れなかったことから、
日本メディアに、“皆さんは、全員無事に入れて良かったね”と言いたかったのかもしれません。(※あくまで推察です)

BTSメンバーは皆さん、基礎的な日本語を話せる

テヒョンさん、今回は、日本のメディアと「(日本語で)全部 皆さんが…」の後、途中で思い出せなくなり、もどかしそうにされていましたが…

テテは、日本デビューした頃(2014年6月4日)からずっと、日本公演などでは、基本、日本語で話しています。
BTSの他のメンバーも、基礎的な日本語は話せます。

でも、今の彼は、転役されたばかりです。最近までずっと、兵役に就いていたのですから、日本語を使う機会はありません。

テヒョンさんは、2023年12月11日に入隊。約1年半の兵役を終え、2025年6月10日に転役されたばかりです。

それにも関わらず、サッと日本語に切り替えることができることに、逆に驚きました!
常に気配りを忘れない姿勢が表れていますね。

テテは始球式前に大谷選手と対面し、その時は日本語ではなく、お互い英語で話しています。
大谷選手の第一言語は日本語ですが、普段英語でコミュニケーションを行うことが多い方ですから、この場合は英語の方がスムーズですよね。

大谷選手に会えて大感激中であっても、その気配りをできるテテがすごい!

テテが英語でコミュニケーションする場面もたくさん!

他にも、テテが英語でコミュニケーションを取る場面は、多く見られました。

ドジャースの公式Xに、多くのビハインドがUPされています!

トミー・エドマン選手とテテが談笑する場面も

Tommy Edman(トミー・エドマン)選手が、テテと談笑する場面も見られました。
テテは、英語で直接、コミュニケーションしています。

(エドマン選手)
野球をやるの?

(テテ)
[英語で]少しやりますが…

テテは 通訳の方に、韓国語で、1回も野球を習ったことがない旨を説明します。

(通訳さんが、エドマン選手へ)
[英語で説明]ちゃんと習ったことはないそうです。

(テテ)
[英語で]はい、ただの僕の趣味で

英語が解らない場面だけ 通訳さんに助けてもらいながら、他はすべて英語で話します。

(エドマン選手)
そうか…ちょっとスイングしてみない?

(テテ)
[英語で]え、僕?!

(エドマン選手)
冗談だよ、今めっちゃ速い球を投げてるから

テテ、バットを振るマネをして、嬉しそう!

英語では、以下の通り。

Tommy Edman「You play baseball?」
Taehyung「Ah, alittle bit. But..」
(通訳さんに「(韓国語で)一度も習ったことがないんだ」→通訳さん「he’s never learned anything」)
Tommy Edman「Oh, okay. Okay, I got you.」
Taehyung「Yeah,just hobby」
Tommy Edman「okay.. you wanna take some swings?」
Taehyung「Me?!」
Tommy Edman「I’m just kidding. He’s throwing very hard right now.」

テテが、なるべく通訳を介さず、英語でコミュニケーションを取ろうとしていることが、良く解りますね。

グラスノー投手との会話

また、Tyler Glasnow(タイラー・グラスノー)選手から、投げ方を教わる場面も。

(グラスノー選手)
君なら何を投げる?
フォー、それともツー?
(※フォーシーム、ツーシームのどちらがいいか聞いています)

(テテ)
[英語で]フォー。

(グラスノー選手)
フォーシーム?

(テテ)
ええ。

(グラスノー選手)
スピードを求めてるんだ。
いいね。クール!

(グラスノー選手)
今投げるとしたら、こっちの方が楽か…。
近く?それとも遠く?

グラスノー選手、丁寧にレクチャーしてくださっています!

(テテ)
[韓国語で]僕は…
(나는…)

テテも真剣そのもの。
教わった握り方を、両方 試してみます。

(グラスノー選手)
例えば、強く投げるなら(こうする)。

(テテ)
[韓国語で]どれも同じような気がするんだけど、僕は。(아.뭐 다 똑같을 것 같은데 나는.)

(通訳さんが、グラスノー選手に説明。)

(グラスノー選手)
全部同じもの(に感じるよね)?

(グラスノー選手)
俺、変なんだよ。
俺は外側に行くけど、大抵の選手は内側に行くんだ。

グラスノー選手の解説は、丁寧でユニークです。

(グラスノー選手)
君のスプリッターの握りも、実は良いよ。

ちゃんと教え子の良いところを評価する、素敵なコーチ!
ボールを持ってみせながら、テテにレクチャーしてくれました。

(グラスノー選手)こうやって。

グラスノー選手がテテの手を取り ボールを握らせてくれて、
縫い目(シームの握り方で)シュッと投げるまねを

(グラスノー選手)それだよ。シュッ。

(テテ)おお~!スプリッター!

(グラスノー選手)
だから、投げた時に球速が落ちるんだ

(テテ)おお~!

英語での会話は、以下の通り。

Tyler Glasnow「What would you throw?」
Taehyung「Four-seam.」

Tyler Glasnow「What would you throw?」「Four or two?」
Taehyung「Four.」
Tyler Glasnow「Four-seam?」
Taehyung「yeah」
Tyler Glasnow「He wants the speed. I like that.」「Cool.」

そして、グラスノー選手のレクチャーしてもらいながら 実際にボールを握ってみています。

Tyler Glasnow「If you were to throw right now is it more comfortable…」「Close or far?」
テテ真剣な顔。両方、握ってみます。
Taehyung「나는(僕は)…」
Tyler Glasnow「Like,if you were to throw it hard.(do this)
Taehyung「아.뭐 다 똑같을 것 같은데 나는.(どれも同じような気がするんだけど僕は。/ It’s all the same.)」
「They’re all the same thing?」
「I’m weird.」
Tyler Glasnow「I go wide but most guys go close.」
「Your splitter grip is good too,actually.」
「Go like this」「That one.」(ボールを持って見せてレクチャーするGlasnow投手)
Taehyung「Oh,splitter!」
Tyler Glasnow「So it’s slower when it comes out.」
Taehyung「Oh~!」

ボールを握る手の向きによって、ボールの動きが違ってきます。
グラスノー選手は テテに、どのように投げたいかを、聞いてくれました。

【フォーシーム・ツーシームって?】…どちらもストレート系の球種ですが、回転の違いにより区別されます。

  • フォーシーム…人差し指と中指を、縫い目に垂直にかけて投げるボール。
    ボールは、空気抵抗が少なく直進します。
    打者から見ると、縫い目が4箇所見える状態を指します。
  • ツーシーム…人差し指と中指を、2本の縫い目に沿って握ります。
    空気抵抗を利用し、ボールは打者の手元で変化します。
    打者の目からは、縫い目が2箇所見えます。

【スプリッターとは?】
フォークボールの1種で、人差し指と中指の間を大きく開き、挟んで投げます。
腕の振りはストレートと似ていますが、ホーム近くで急激に落ちる球。コントロールが難しい球種です。

グラスノー選手は、高速のフォーシーム、鋭いスライダー、カーブボールの3種類をバランス良く使い分ける投手です。
「力強い投球スタイル」で知られています!

カーショウ選手に「10年前にも、お会いしました」とテテ

クレイトン・カーショウ(Clayton kershaw)選手には、10年前に観戦に来たことを、嬉しそうに話していました!

(テテ)
[英語で]10年前にもお会いしました。

(カーショウ選手)
え、本当?

(テテ)
[英語で]ええ。

(カーショウ選手)
10年前?

(テテ)
[英語で](観客席を指差して)ドジャースの試合で。

(カーショウ選手)
おお、すごい。最高だね。

(カーショウ選手)
じゃあ、写真撮ろうか?

テテさん、めちゃくちゃ嬉しそう!

(テテ)
[英語で]やったー!

ここで、ツーショット写真をパシャリ。

(カーショウ選手)
来てくれてありがとう。会えてよかった。

(カーショウ選手)
会えてよかった。

カーショウ選手は、「会えてよかった」と繰り返します。

10年前、観客席から見た、憧れの選手とお話し。
テテは どんなにか嬉しかったことでしょう!

英語では、以下の通り。

Taehyung「Ten years ago Imet you.」
Clayton kershaw「Oh,really?」
Taehyung「Yeah.」
Clayton kershaw「10 years?」
Taehyung「(観客席を指差して)in Dodgers game.」
Clayton kershaw「Oh,wow.」「That’s awesome.」「So,You want a picture?」(テテ、にこにこ)
Taehyung「Year!」(テテ、めっちゃ嬉しそう)
(ツーショット写真をパシャリ)
Clayton kershaw「Thank you for coming.」「I was good to meet you.」(テテが握手を求める)
(2人、両手で握手)「Good to see you.」

ARMY達の間では、
「10年前、ドジャース戦を観戦していたテヒョンが、10年後の今、ドジャースの始球式を投げているなんて…」
「正直、運命って感じるよ。彼を誇りに思う」
と、感極まり、涙する人続出。
盛り上がりました。

【和訳】2014年のテヒョンが、11年後にロサンゼルスのドジャースタジアムに式典の始球式投手として招待され、スタジアムが彼の数々の受賞歴を誇る楽曲を大音量で流すなんて、想像できたでしょうか???
ちょっと失礼、トースターに泣きつくわ

こちらの動画でも、観られます!↓

(エドマン選手とテテの会話は、0:56頃~)
(テテが グラスノー選手から投球を教わっているのは、1:13頃~)
(クレイトン・カーショー選手との会話は、1:46頃~)

先日は Wラで、中国ARMYへ 中国語の「(我爱你)愛してる」!

このように 始球式の日、日本メディアと判ると 即座に日本語で応対し、ドジャースの選手たちとは(通訳さんがいても)頑張って英語で話すテテの姿が見られました。

BTSメンバーは、皆さんそうなのですが、なるべくファンの国や地域の言葉で話す努力をしています。

そんなテテは、先日(2025年7月28日)のweverse liveでも、中国ARMYのコメントに応え、中国語を話す場面が見られました。

(テテ)
[韓国語で]中国語で愛してるって(言って欲しいって)?

(テテ)
[韓国語で]あれじゃない?あ、すごく使わなくなって長く経ったな
[中国語で]愛してる。皆さんこんにちは、僕はVです。

(テテ)
[中国語で]僕はキム・テヒョンです。
20歳で、ボーカル担当です。

(テテ)
[中国語で]ありがとうございます。よろしくお願いします。

(テテ)
[中国語で]あけましておめでとうございます。

2025年7月28日 weverse live より抜粋(テテが中国語を話しているのは、14:06あたりから)

テテは「20歳で、ボーカル担当です。」と言っていました。
テテは、現在29歳(1995年12月30日生まれ)ですので、20歳の頃に学んだフレーズを、ずっと覚えている、ということになりますね。

BTSは2016年1月22日に中国の広州でファンミーティングを開催しています。
この頃に、中国ARMYの為に 中国語を学んだと思われます。


こちらは、中国語バージョンの『Boy in luv』。

テテの使う多言語からわかる努力と気配り

このように、テテはもちろんのこと、様々な国・地域にファンを持つBTSメンバーは、ARMY(BTSのファン)のために多言語を学び、ファンとのコミュニケーションを大切にしてきました。(彼らの第一言語は、全員、韓国語です。)

手でつくったハートの形 (出典:Free素材Pexelsより by Jasmine-Carter )
(出典:Free素材Pexels
by Jasmine-Carter )

ですから、テテの

  • 相手が日本のメディアだと判ると、次の瞬間、とっさに日本語に切り替えることができるところ、
  • ドジャースの選手と、英語でコミュニケーションを取るところ、
  • また、9年経っても、中国語の挨拶がすぐに出てくるところ、

というエピソードにも、彼らのたゆまぬ努力が表れています。

しかも、テテは2025年6月に転役したばかり。
約1年半、兵役に服務していたにもかかわらず、すぐにフレーズが出てくるのは、一生懸命に勉強していたことはもちろん、多くのファンに、心を込めて使ってきたフレーズであったからに違いありません。

そして、日本メディア、中国のファン─ どんな人に対しても 気配りができる人だからこそ、自然に出来た行動なのだと思います!

今回の始球式では、(BTSファンではない)野球ファンの方が、テテの人柄を見て「ファンになった」と言ってくれたりして、嬉しかったですよね。

MLBのインスタでは、テヒョンさんについて

Handsome, polite, humble and athletic!(イケメンだし、礼儀正しいし、謙虚だし、しかも運動神経まで抜群!)

というコメントも見られました。

テヒョンさんの「相手の言葉でコミュニケーションする」姿勢に共感する人は、ARMY(BTSファン)だけではありませんでしたよね。

そういった 彼・彼らの姿がきっかけとなり、
「じゃあ 私も、同僚・隣人・友達、あるいは推しの言語を学んでみようかな」と思う人が増えたら、いちARMYである筆者も、嬉しく思います。

英語だけではなく、その人の言葉── 例えば韓国語、中国語やベトナム語など ──をお互いに学んだり、文化を学び合う、そんな場面が増えていくと素敵ですね。

広告
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次