ジョングクさんアルバム『GOLDEN』では『3D』の歌詞はどうなるの?

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ジョングクさんの初ソロアルバム『GOLDEN』が、2023年11月3日、もうすぐリリースされますね!

『GOLDEN』は、プロデューサー・アーティストもまた豪華な顔ぶれで、タイトルの通り、BTSの“黄金の막내(末っ子)″であるジョングクさんにピッタリのアルバムになるだろう、と期待の声が高まっています。

新曲はもちろん、先行リリースされていた『Seven』と『3D』も収録されます。

今、議論になっている『3D』のリリックは、『GOLDEN』ではどうなるのでしょう?こちらも気になるところですね。

さっそく、見ていきたいと思います。

目次

『GOLDEN』トラックリスト♪ 全曲、英語で歌ったジョングクさん

ジョングクさん (出典:bts.bighitofficial Instagramより)
(出典:bts.bighitofficial Instagramより)

ジョングクさんは、全ての収録曲を自ら選び、収録曲の11曲を、全て英語で歌いました。
Kstyle 2023.10.16 より)

ファンからは、「韓国語曲も聴きたかった~」の声もありました💜

ネイティブランゲージではない言葉で歌うのは大変なことですが、全曲英語での歌唱!すごいですよね

『GOLDEN』トラックリストはこちらです。

『GOLDEN』トラックリスト (出典:BIGHIT MUSIC公式Twitterより)
『GOLDEN』トラックリスト (出典:BIGHIT MUSIC公式Twitterより)

『GOLDEN』トラックリスト

1. 3D(feat. Jack Harlow)
2. Close to You(feat. Major Lazer)
3. Seven(feat. Latto)Explicit Ver.
4. Standing Next to You (タイトル曲)
5. Yes or No
6. Please Don’t Change(feat. DJ Snake)
7. Hate You
8. Somebody
9. Too Sad to Dance
10. Shot Glass of Tears
11. Seven(feat. Latto)Clean Ver.

BIGHIT MISIC公式Twitter(X)より

『3D』のJack Harlowさんの歌詞の部分は、どうなるの?

「3D」MVティーザー映像より右側がジャックハーロウさん・左側がジョングクさん (出典:HYBE LABELS公式YouTubeより)
「3D」MVティーザー映像より右側がジャックハーロウさん・左側がジョングクさん (出典:HYBE LABELS公式YouTubeより)

1曲目の『3D』は、9月29日に先行リリースされ、10月20日現在も、Jack Harlowさんのラップパートの歌詞に関する議論が続いていますが、『GOLDEN』には、『3D(feat. Jack Harlow)』のバージョンが 収録されることが分かっています。(modelpress 2023.10.16 より)


(※『3D』には『3D(feat. Jack Harlow)』Ver.と『3D(Alternate Ver.)』の2種類があり、Alternate Ver.とは、ジョングクさんの歌うパートのみのバージョンです。Alternate Ver.には、Jack Harlowさんのラップパートはありません。
『GOLDEN』に収録されるのは、Jack Harlowさんのラップパートが入ったバージョンの方です。

今、議論されているのは、Jack Harlowさんのラップパートの一部です。女性・民族差別が含まれるリリックが問題になっています。

ヒップホップにおける「ミソジニーの表現」については、様々な場で、長年にわたり議論されてきた問題でもあります。

アメリカでも、日本でも、重要な問題であり、特にアメリカでは1980年代から論争があり、研究論文や著書も多く、活発な議論がされてきました。
ミソジニー批判派 vs. ヒップホップ擁護派の論争、とも言われていますが、問題は、もっと複雑で多面的です。
そのようにカテゴライズして2つに分断するのではなく、シンプルに「差別表現に傷ついている人がいる」ということに目を向けたいと思っています。

そして以前「UKドリルとは?」トピックで、リリックについて少し触れましたが、社会が良い方向へ向かっていくための、リリックの差別表現への批判や、それについて大いに議論することは良いですが、決して、作詞したアーティストさんや、歌っているアーティストさん、つまり「人」のことを非難してはいけないですよね。

一方、傷ついている人たちの、差別への指摘に対して、またその「人」に対して、「差別的ではない(のだから傷ついている側の感じ方がおかしいのではないか)」・「アメリカでは、またはヒップホップでは、この程度の歌詞は‶普通″だ」(※前述の通り、これはアメリカでも昔から問題になっていることです。)・「(差別に)批判をするなんて、アンチ活動だ」と、また「無意識に」差別に加担してしまう現象が起きているのも、深刻です。

しかし、この度の『3D』リリックに関する社会運動において、明確に、「アンチではありません。アーティストを好きでいることと差別に抗議することは、両立します」「差別意識や偏見は誰もが無意識に内包しているもの。気付いて学んでいくこと・繰り返さないよう努力し続けることが大事」と表明し、アーティストを守りながら、差別表現を無くしていこうというムーブメントが生まれています。

(※敵意や偏見に基づいていない「無意識の差別行動」を「マイクロアグレッション」といいます。)

#3Dのモヤモヤについて話してみる」のハッシュタグ、Twitter(X)スペースも生まれ、結論を出すのを目的とせずに「話してみよう、考えてみよう」という場も生まれ、良い議論の機会となっています。

アーティストさんたちのことは応援しながら、大いに議論も交わし、「自らの中にある‶無意識の″差別(マイクロアグレッション)」に気付き学ぶことが、差別の無い社会作りに近づいていくことに繋がっていくでしょう。

💜『Seven』については、3曲目に『Seven(feat. Latto)Explicit Ver.』、11曲目に『Seven(feat. Latto)Clean Ver.』と、両方、収録されています。

【2024年6月28日 追記】

2024年6月現在も、『3D』リリックの問題について、HYBEは対応していません。

ARMYたちのムーブメントは続いています。トラックイベントも行われる予定です。(2024年6月現在)

繰り返しになりますが、アンチではないからこそ、アーティストを信頼するからこそ、 歌詞に含まれる差別に対しての、声が上がっています。

『3D』の差別が含まれるリリックの問題に 向き合い続けていくことは、ジョングクさん、Jack Harlowさんのためでもあります。

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