スケート場の「アイスリンク仙台」が、プロフィギュアスケーターの羽生結弦さんから、5588万1272円の寄付があったことを報告し、話題になっています。
羽生結弦さんは、チャリティー活動をされてきたことでも有名です。羽生さんは、どんな人でしょう?現在の活躍は?早速見ていきたいと思います。
羽生結弦さんが、5588万円の寄付をしたことが、話題に
「アイスリンク仙台(経営・管理/加藤商会)」は、7月25日、公式サイトで、「この度、羽生結弦様よりまた多額のご寄付をいただきましたことをご報告させていただきます。」と報告しました。
「羽生結弦様は、いつも地元仙台を深く愛され、また、『アイスリンク仙台』のことも、とても大切に思ってくださっています。これまでにも度々のご寄付を頂戴いたしており、感謝に堪えません。ここに深く感謝の意を表します。」と感謝のコメントを掲載しています。
(アイスリンク仙台公式サイトより https://icerink-sendai.net/news/detail.php?id=20 )
マスメディア各紙が報じ、話題になっていました。
羽生結弦さん、高校生の頃からチャリティー活動
今回、大きく取り上げられ、注目されていますが、羽生さんは、継続的に、練習拠点にしていた同リンクに寄付を行っていました。
チャリティー活動は、高校生の頃から、されています。
羽生さんは、2011年の東日本大震災時にホームリンクが被災し、営業休止となり、各地を転々としながら練習をしていた経験を持っています。復興支援目的のアイスショーへも、多数出演しています。
「被災(3.11)当時は高校生。避難所生活も経験しましたが、震災1カ月後にはチャリティ演技会に出演。また、’12年に出版した初の自叙伝の印税すべてを、自身が被災した場所でもあるアイスリンク仙台に寄付しました。事前の知らせなく数百万円が振り込まれたので、リンクの運営会社側はとても驚いたそうですよ」(スポーツ紙記者)
ALT MEDIA 〝【羽生結弦】「皆さんと歩み続けた証」1億5000万円以上の寄付″より
https://media.nippon-donation.org/2629/#15000
その後も、羽生さんは、リンクへの寄付を続けています。
2023年に発売された自叙伝の続編の印税も、アイスリンク仙台へ寄付すると明らかにしています。
「ソチ五輪から帰国した際には、まだ19歳でしたが、報奨金の使い道を聞かれ、『寄付に使う』と即答して、報道陣を感嘆させました。平昌五輪のときも同様ですが、宮城県と仙台市に寄付しています」(前出・スポーツ紙記者)
ALT MEDIA 〝【羽生結弦】「皆さんと歩み続けた証」1億5000万円以上の寄付″より
https://media.nippon-donation.org/2629/#15000
「寄付」ですので、羽生結弦さんから公表はされませんが…ファンのかたが、総額や使途について、まとめてくださっていました。
羽生結弦さんは、どんな人?
【羽生結弦さんプロフィール】
はにゅう ゆづる(Yuzuru Hanyu)さん
生年月日:1994年12月7日
宮城県仙台市出身のフィギュアスケート選手。
スケートを始めたのは、4歳
10歳で国際大会の金メダルを初めて獲得
JGPファイナルで 史上最年少(14歳)での総合優勝
世界ジュニア選手権チャンピオン
2014年ソチ五輪 金メダル獲得 (フィギュア男子シングルで日本人初)
2018年平昌オリンピック 金メダル獲得 (オリンピック2連覇)
国民栄誉賞を受賞
2021年、卒業論文が学術誌に掲載
羽生結弦「無線・慣性センサー式モーションキャプチャシステムのフィギュアスケートでの利活用に関するフィージビリティスタディ」『人間科学研究』第2021巻、早稲田大学人間科学学術院
2022年、プロに転向
現在はプロアスリート・アイスショーのエグゼクティブプロデューサーとして活躍されています。
羽生結弦さん、TV番組「スペシャルメッセンジャー」として 被災地訪問
2022年12月、羽生結弦さんは、日本テレビ「news every.」のスペシャル・メッセンジャーに就任され、「羽生結弦 伝えたい思い」というコンセプトで、震災や災害の被災地で人々と交流し、体験した者同士だからこそ聞くことの出来る、人々の思いを伝えてきました。
今までに、福島県や熊本県などの被災地を訪れて、取材し、羽生さんの言葉で、伝えています。
羽生結弦さんの『Dynamite』オン・アイス
現在、プロフィギュアスケーターでもあり、アイスショーのエグゼクティブプロデューサーとしても活躍されている羽生さん。
3月10日~12日には、宮城県でアイスショー「羽生結弦 notte stellata」が開催されました。
グランドフィナーレは、なんと氷上で踊る、BTSの『Dynamite』!
羽生さんは、BTSのダンスの振り付けを取り入れた、キレッキレのダンスを披露されました。
千秋楽の『Dynamite』は、羽生結弦さんのアイデアのようです💜↓
羽生さんは、2021年にBTS好きであることを公言されています。
BTSのJiminさんの踊りからインスピレーションをもらっていて、ご自身の演技にもちょっとずつ取り入れるようにしている、と明かしています。
日テレNEWS 公式Youtubeで、配信されています♪ ↓
羽生さんが『Dynamite』を踊った理由
冒頭で、「最初の曲は新型コロナのパンデミック中、世界中の人々に明るい笑顔をもたらしたこの曲です。僕は輝くダイヤモンド、夜空を明るく照らします。そう、ダイナマイトのように」と、羽生さんのメッセージが流れました。
羽生さんは、ご自身も東日本大震災を経験し、その時見上げた夜空にかけて、『Dynamite』も、コロナ禍の苦しい状況下で、夜空のように励ましてくれた曲であると…明るい笑顔をもたらしてくれたこの曲を、採用したのですね。
羽生結弦さん&CLAMPのコラボ絵本が発売!
また、羽生結弦さんは、CLAMPとコラボした絵本『GIFT』を出版されます。
「この物語を綴るにあたって、僕が今までの人生で、一番大切にしてきたものたちを、詰め込んだつもりです。」と、羽生さん。
「自分が生きていく中でのテーマだったりとか、自分がスケートっていうものに向き合っていく中で、夢っていうものを追い続けてきましたけれど、その夢っていうものが何なのか、その夢にとって僕っていうのは何なのか、
僕にとっても、夢っていうものは何なのか、そんなことを考えながら生きてきたことを、全て詰め込みました。」
CLAMP(クランプ)は、4人の漫画家からなる創作集団です。
メンバー:大川七瀬さん、いがらし寒月さん、猫井椿さん、もこなさん
代表作:
「xxxHOLiC」
「ツバサ-RESERVoir CHRoNiCLE-」
「XXXHOLiC」
など
絵本『GIFT』について
『GIFT』講談社刊
文:羽生結弦
絵:CLAMP
発売日:2023年9月1日
定価:3,300円(税込)
ページ数:64ページ
初回限定版特典:ポストカード2種類
羽生結弦とCLAMPの夢のコラボレーション絵本『GIFT』。
『GIFT』公式サイトより https://sp.clamp-fans.com/ja/gift/
東京ドーム公演『GIFT』を成功させ、さらなる活躍が注目を集めている羽生結弦と、世界で活躍する創作集団CLAMPの協力タッグが実現。
羽生結弦が自身で紡いだ文章にCLAMPがイラストを描き1冊の絵本になります。
『GIFT』という物語は、公演に続き絵本として新しい形になり、羽生結弦とCLAMPから、世界中のファンへ向けたスペシャルなプレゼントである絵本『GIFT』となります。
この奇跡のコラボレーションに、すでに世界中のファンから待望と期待の熱い声が寄せられています。
初版限定特典として、ポストカードが2枚封入決定!
『GIFT』は、全国の書店、ネットショップから予約できます。↓
その他、「HMV&BOOKS online」「7net shopping」「TSUTAYAオンラインショッピング」「honto」などで予約出来ます。
まとめ
アイスショー「羽生結弦 notte stellata」の千秋楽の日、羽生さんが、観客へ向けて伝えた感謝の言葉を、ご紹介します。
「僕はこうやってこの12年間を生きて、この一番つらかったであろうこの場所にリンクを張って、皆さんに希望を届けることができて幸せであると同時に、これからもこんなちっちゃな体ですけどいろんなことを背負って、毎日毎日スケートのためだけに日々を過ごしたいと思っています。
日テレNEWS 2023.3.12 より https://news.yahoo.co.jp/articles/8ec87c54da17425f85fc2d0d5b9dba20ff654ee2
自分のスケートの中から何かを感じ取ってくださって、国境を越えて何かに希望を与えたり、哀しさを与えたり、慈しみだったりを与えられる存在であれば、それだけで十分幸せです。だからこれからもスケートのための選択をこれからもずっと続けていきます。どうか信じてください。これからも頑張っていきます。応援よろしくお願いします」
羽生さんの様々な発信から、私たちは、たくさんの大切なことも、学ばせてもらっています。
これからのご活躍も、楽しみですね!
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