俳優の東出昌大さん、現在、山奥で半自給自足の生活をしています。現在は、俳優＆猟師仲間と暮らしていますが、どんな生活を送っているのでしょうか？
東出さん、俳優と猟師の2足のわらじで、半自給自足生活
東出昌大さんは、俳優で活躍中のほか猟師でもあり、現在 山小屋で半自給自足の生活を送っています。
※以下は、昨年（2023年）の「めざまし8」の密着取材から（取材は1月）
（参考：めざまし8公式YouTube 2023.5.19
「俳優・東出昌大 都会から離れた山ごもり生活に密着 前編～ほぼ自給自足の小屋暮らし～」
「俳優・東出昌大 人里離れた山中での狩猟生活に密着 後編～雪山のシカ猟～」より）
現地の人の優しさに出会った「でっくん（東出さん）」
民家の軒下を貸してくださっているのは、義守（よしもり）さん。
東出さんのことを「でっくん」と親しみを込めて呼ぶ 義守さんが「うちの土地に猟師小屋建てていいよ」と言ってくれたのです。
そこで2022年から、半自給自足の生活を送ることになりました。
東出さんは、俳優などの仕事のある時は東京、それ以外はこちらで過ごします。（ラジオや打ち合わせの仕事は、リモートで出来るので、上京しなくても、ここでできるのだそう。）
燃料は薪で、ガスは無し
暖をとる燃料は、山から調達し、まき割りは数時間にわたることもあるそうです。
生活費はいくら？
生活費は、2万円～2万5千円。
水は、山の沢からひいているので水道代はかからず、ガス代も無しです。
「不便ですか？」「楽しいです」
ディレクターからの「不便ですか？」という質問に、東出さん「楽しいです。」と答えていました！
本当に、豊かな暮らしだと思います。
畑で野菜作り・保存食作り
自分で耕した畑で野菜も作っていました。取材時は冬だったため、夏・秋野菜も終わった後。
「春前になったら耕運機で掘り返して、また春野菜を植えようと思って」と東出さん。
夏・秋にはトマトやナスなど、たくさんの野菜を作っていたのだそう。
保存食作りもお手のもの。干し柿、ジャム、梅干し…季節のもので作ります。
東出さんは猟師で、解体もできる
東出さんは、5年前に狩猟免許を取得しています。山で猟をし、解体、調理も全部、自分で。
お肉はしばらく買っていないのだとか。
「狩猟以外では、〝ロードキル″といって道でひかれてる子（タヌキ・キツネ・ハクビシン）とかも食べます。美味しくなかったりするけど、でも保健所の人が持っていって焼却処分よりもいいかなと思って」
（出典：めざまし8公式YouTube 2023.5.19 より）
日々、動物の命に向き合い、「命をいただく」感謝の気持ちを大切にしている東出さんの思いが伝わってきました。
また、めざまし8スタッフがシカ猟に同行した時のこと。
東出さん、シカを見つけて発砲。この時、シカまでの距離は推定200ｍで、正確にねらえる距離よりは離れていたのだそうです。
当たっているかどうかをすぐ確かめに行きますが、シカを見つけることはできませんでした。
東出さんは この時、引き金を弾いたことを後悔していました。
「いいところに当たらないと無駄に傷つけて苦しめてもかわいそうなので。外すくらいだったら、当たり所悪い可能性もあったから…だったら（この場合は）最初から引き金を絞らない方が良かった。」
「血も引いていなかったので、どっかで傷ついて死んでるってことは無いと思うんですけど」
と、仕留められなかったことよりも、シカのことを思う東出さん。
人間は命をつなぐため、いただくために狩猟をする。しかし、動物にはできる限り苦痛を最小限にしたい。
このシカ猟から、大切なことを教わりました。
東出さんも、狩猟を始めてから、命を頂くことへの感謝、考える機会を自然に与えてもらっていることについて、度々言及されています。（参考：modelpress 2023.4.4）
木の伐採・小屋作りも
木の伐採のお手伝いや、義守さんと一緒に新しい小屋作りもしていました。
外食をすることは無いの？
ピザをテイクアウトすることはあるそうです！
配達区域外なので、テイクアウトなのだとか。
（参考：めざまし8 2024年1月9日放送「密着・東出昌大（３５）“半自給自足”続ける理由」より ）
2023年から、俳優仲間も移住
※以下は2024年1月9日放送の「めざまし8」の密着取材から（取材は2023年12月）
（参考：めざまし8 「密着・東出昌大（３５）“半自給自足”続ける理由」より ）
東出さんが暮らす山小屋には、大勢の友が集います。
度々遊びに来ていた俳優仲間3人も、この生活に惹かれ、昨年（2023年）6月から移住し、半自給自足生活を楽しんでいました。烏森（からすもり）まどさん、松本花林さん、さいとうなりさん の3人です。
（※烏森さんは、東京との2拠点生活）
2023年に狩猟免許を取った3人は、猟師仲間でもあります。シカの解体も手際よくできるのがすごいですよね。
「なぜ移住までしようと思われたんですか？」の質問に、移住してきた さいとうなりさんは「楽しそうだったから。すごく」と応えています。
山での暮らしを楽しめるって、素敵ですよね。
今後、このように、移住して自給自足生活を楽しむ若い人が増えるかもしれませんね！
皆さん、東出さんとは「先輩・後輩」の間柄だと仰っていましたが、皆さん和気あいあいとしていて「気のおけない仲間」という言葉がぴったりくると思いました。
残念ながら、SNSでの一部心ない書き込みや、一部マスメディアが失礼なタイトル付きで報じる記事が見受けられますが、山に限らず、友人同士のルームシェアはめずらしくないですし、友人関係には性別は関係ありません。
めざまし8のディレクターが「東出さん、スキャンダルの火種になりかねない話じゃないのかなと、ちょっと思っちゃうんですけど」と言うと、東出さんご本人もこれにはさすがに「ええ～？！」と驚いていましたが
言う人は勝手に言えばいい、俳優仲間は男女問わず集まるし、役者以外の友達も来る。僕らは別に、お互い人間的に好きでつるんでるだけ、と冷静な東出さん。
東出さん「スキャンダルだなんだって全部考えてたら、それこそ何で人間らしく生活できないんだろう？ってなっちゃうので。僕らはこっちで人間らしく生きていれば良いんじゃないかな、って思ってます。」
（めざまし8 2024.1.9 より）
みんながのびのびと、人間らしく生きることのできる社会にしたいですね。
SNSでも、冷静に考えるかたが今、増えている気がします。
動画を見ましたが、開き直りというよりも、一皮剥けたといった感じ。 自分は大した人間ではない、無理して立派に振る舞う必要はない、今やりたい事をできるだけ頑張っているという感じがしましたし、一緒にいた女性3人も、変な感じではなく、芝居仲間で、面白そうな生活をしてるから一緒にいてみてるって感じでした。
（ヤフコメより）
番組を見ていましたが、開き直るような対応ではなかっと思います。
人それぞれの生き方を選択してそれを素直に伝えると、開き直りと捉えてしまう方に違和感を感じる。
問いに素直にユーモアを交えて答えていただけなのに、活字になるとかなりドラスティックなイメージになる事は影響が大きいと思うので、書く側の配慮と言う部分も必要だと感じました。（ヤフコメより）
『女性』狩猟家って括りは不必要だろってツッコミ入れながら見ていました。
自分らしく暮らせるのが1番ですよね！
（Xより）
【1月23日 追記】「めざまし8」が、声明を出してくれていた
この1月9日放送分が 1月18日、めざまし8公式YouTubeチャンネルにUPされた際、めざまし8が 動画説明文の中で、
※一部報道で東出さんと、さいとうなりさん、松本花林さん、烏森まどさんが同居しているように報じられてますが、そうした事実はありません。
めざまし8公式YouTubeチャンネル 2024.1.18より
と声明を出しています。
それを受けて、メディア「スポニチアネックス」もこれを取り上げ、曲解して報じたメディアがあったこと、3人はその暮らしぶりに興味があったから、と言っていたこともあわせて報じています。
これが曲解され、一部で「東出昌大、山奥で『ハーレム生活』」などと報じられたが、番組の動画説明文では「※一部報道で東出さんと、さいとうなりさん、松本花林さん、烏森まどさんが同居しているように報じられてますが、そうした事実はありません」と声明があった。
スポニチアネックス 2024.1.23 より
めざまし8・スポニチアネックスが、歪曲して報道したメディアの なだめ役になってくれた形です。
メディア側が、こうして真実を伝えてくれるのは嬉しいことです。
地域の人たちも、あたたかい
義守さん以外の、地域の人たちもあたたかく、東出さんのことを決して「芸能人」という目で見ないのだそうです。
都会の暮らしに慣れてしまった人々からは一見、不便に見える自給自足生活ですが、ここに心の豊かさがあふれていました。
一昨年から、地域の餅つきに参加している東出さん。昨年（2023年）末の餅つきには、新たに まどさん、花林さん、なりさんも加わって、地域の人との交流を深めます。（※めざまし8 2024年1月12日放送 より）
いつも猟師仲間で集うお店で飲み会。皆さん、本当に 自然体で楽しんでいらっしゃいました。
東出さんのカラオケの十八番は『自動車ショー歌/小林旭』なのだとか♪
地域の子どもたちとふれあう東出さん。子どもたちも東出さんが大好き。にっこにこです！
大晦日には、山小屋で猟師仲間さんたちと忘年会。いろんな人が集います。
東出さんは、昨年のインタビューでこのように応えています。
「こっちは隣の家に行くまでに徒歩で30分以上かかるけど、でも人の距離はすごく近いです。」
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