１４：００～ライブ配信があるそうです！↓
テレビ東京卓球ニュース https://www.tv-tokyo.co.jp/tabletennis/news/2023/05/028303.html
ロンドン、リオデジャネイロ、東京五輪と卓球女子団体で3大会連続メダルに輝いた石川佳純（全農）が18日（水）に都内で引退会見を行う。会見は、石川佳純選手自身からこれまでの競技人生や、今後について語られる。
出典：テレビ東京卓球ニュース 2023.5.17 より
（※5月18日追記ここまで）
卓球の石川佳純選手が、５月１日、ご自身のインスタグラムにて、「4月のWTTチャンピオンズ・マカオ大会をもちまして現役を引退することを決めました」と発表されました。
世間からは、大きな驚きと共に、様々な反応がありました。
世間からの声 「悲しい」「ありがとう！」「お疲れ様！」「結婚するの？」
「寂しい」「悲しい」と、引退を惜しむ声が多かったですね。
「ありがとう！」の感謝の声も、沢山！
「結婚？」の噂も・・・
※「結婚？」の噂については、石川さんの「彼氏」と噂されている方とも、あくまでも「噂止まり」で交際の事実は無く、引退理由に「結婚」は無いでしょう。
日頃から、ファンのことを大切にされていた石川さん。もしも、仮に将来、ご結婚の際には、その旨公表されるのではないでしょうか。
公式インスタグラムで、石川さんは、このように仰っています。
〝最後の試合まで、これまで通りに集中し全力で戦う為に、事前にお伝えすることができませんでした。″
〝今年に入ってからは、大会毎に「この試合が最後になるかもしれない」と思いながら臨み、今、自分の中ではやり切ったという思いが強く、引退を決意した次第です。″
出典：石川佳純さん公式Instagramより
このように、毎試合、全力で戦う中で、様々な思いと向き合ってこられて、引き際という大きな決断を下されたのでしょう。
引退を決めた経緯については、今月５月１８日の記者会見で、詳しくお話しがあるようです。
石川佳純選手の軌跡が凄すぎる！
石川佳純さんのプロフィール
生年月日：1993年2月23日生まれ（30歳）（2023年5月現在）
出身地：山口県山口市ご出身
ご両親ともに元卓球選手、という環境で育ち、小学1年生で卓球を始めたそうです！
以下は、石川佳純選手の、小学生時代～2022年までの主な大会成績です。
小・中学生時代の活躍
小学6年生の時に全日本選手権ホープスの部（小学6年生以下）女子シングルスで優勝。全日本選手権女子シングルスでは3回戦まで勝ち進み注目を浴びた。
全日本選手権カデットの部（13歳以下、14歳以下）女子シングルスで優勝したほか、全日本選手権ジュニア女子シングルスを制した。
出典：オリンピック公式サイトより https://olympics.com/ja/athletes/kasumi-ishikawa
高校生時代の活躍
全日本選手権ジュニア女子シングルスで史上初の4連覇を達成したほか、全国高校総体女子シングルスで初の3連覇を成し遂げた。高校3年生の時に全日本選手権女子シングルス初制覇。高校生の女子シングルス優勝は22大会ぶり4人目の快挙だった。
出典：オリンピック公式サイトより https://olympics.com/ja/athletes/kasumi-ishikawa
国内外での活躍（～2020年）
2012年、ロンドン五輪女子シングルスでベスト4入りを果たす。ベスト4入りは男女を通じて史上初だった。女子団体は準優勝となり、史上初めてメダルを獲得する。2016年リオデジャネイロ五輪は、女子団体で銅メダルを獲得した。
2011年
・8月 プロツアー・チリオープン 女子シングルス優勝
・11月 プロツアー・グランドファイナル 女子U-21優勝
2012年
・8月 ロンドン五輪 女子シングルス4位、女子団体銀メダル（石川、平野早矢香、福原愛）
・12月 ワールドツアー・グランドファイナル 女子U-21優勝
2013年
・2月 大林カップ 第18回ジャパントップ12 女子シングルス優勝
2014年
・1月 全日本選手権 女子シングルス優勝、女子ダブルス優勝（石川、平野）
・11月 ワールドツアー・ロシアオープン 女子シングルス優勝、女子ダブルス優勝（石川、平野）
・12月 内閣総理大臣杯 JTTLファイナル4 優勝（日立化成）
・12月 ワールドツアー・グランドファイナル 女子シングルス優勝
2015年
・1月 全日本選手権 女子シングルス優勝、女子ダブルス優勝（石川、平野）、混合ダブルス優勝（石川、吉村真晴）
・5月 ワールドツアー・フィリピンオープン 女子シングルス優勝
・8月 ワールドツアー・ブルガリアオープン 女子シングルス優勝
2016年
・1月 全日本選手権 女子シングルス優勝
・8月 リオデジャネイロ五輪 女子団体銅メダル（石川、伊藤美誠、福原）
・11月 ワールドツアー・スウェーデンオープン 女子シングルス優勝
2017年
・6月 世界選手権ドイツ大会（個人戦） 混合ダブルス優勝（石川、吉村）
・8月 ワールドツアー・ブルガリアオープン 女子シングルス優勝、女子ダブルス優勝（石川、伊藤）
2018年
・3月 ワールドツアープラチナ・ドイツオープン 女子シングルス優勝
・8月 ワールドツアー・ブルガリアオープン 女子ダブルス優勝（石川、伊藤）
・8月 ワールドツアー・チェコオープン 女子シングルス優勝
2019年
・3月 LIONカップ 第23回ジャパントップ12 女子シングルス優勝
・12月 ITTFチャレンジ・ノースアメリカンオープン 女子シングルス優勝
2020年1月、日本卓球協会が東京五輪日本代表候補選手を発表。
出典：オリンピック公式サイトより https://olympics.com/ja/athletes/kasumi-ishikawa
出典：『卓球王国』より
2020年以降の活躍（国内大会）
| 2020年 | 全日本選手権 | 女子シングルス：準優勝 |
| 2021年 | 全日本選手権 | 女子シングルス：優勝 |
| 2022年 | 全日本選手権 | 女子シングルス：ベスト16 |
2020年以降の活躍（国際大会）
| 2020年 | ポルトガルオープン | 女子シングルス：優勝 |
| 2021年 | 東京五輪 | 女子シングルス：ベスト8、女子団体：銀メダル |
| 世界選手権ヒューストン大会 | 女子シングルス：ベスト8、女子ダブルス：ベスト8 | |
| 2022年 | WTTシンガポールスマッシュ | 女子シングルス：ベスト8 |
| WTTスターコンテンダーブダペスト | 女子シングルス：ベスト4 | |
| WTTカップファイナル | 女子シングルス：ベスト8 |
世界ランキング
石川佳純は、2009年〜2010年にかけ、世界ランクをグングン上昇させました。2011年1月に11位を記録し、そこから2020年3月まで常に11位以内をキープするという、驚異的な安定感を誇ります。これは長年彼女が世界の第一線で戦ってきたことを表しています。
2019年1月には自身最高タイとなる3位を記録しました。現在の世界ランクは8位（2023年1月現在）で、日本選手2番手に位置しています。
出典：卓球専門WEBメディア「Rallys(ラリーズ)」より
すごい実績ですよね！
現在も、世界ランキング11位。だからこそ、引退に驚きました。
また、石川選手は昨年、『月刊卓球王国』のインタビューの中で、こう答えていたそうです。
〝実は昨年の12月、卓球王国の単独インタビューで、「パリ五輪を目指す覚悟はできたのでしょうか」と聞くと、「それは難しい質問ですね。今までと違う卓球への向き合い方があると思っています」と本人は答えている。″
出典：月刊卓球王国 2023年5月1日
〝実は原稿にはできなかったが「五輪へ向かうスイッチは入ったんですか」と聞くと、「スイッチ入っているように見えますか」と笑いながら言葉を返し、「次（の五輪）はあまり考えていない。今までと違う形があってもいいのかなと思います。オリンピックを目指さないと引退という見方があったと思いますが、それは違う気がします」と語っている。そこのくだりは原稿にはしなかった。
しかし、明らかに石川はパリ五輪を「目指す覚悟」を決めていなかった。″
この4月17日～23日に行われた、WTTチャンピオンズマカオで、全力で戦い、そして、引退を決めた石川佳純さん。
「今までと違う形」で卓球と向き合い、WTTを戦いぬかれたのでしょう。
石川佳純さんは、こんな人
石川佳純さんは、２年前、卓球専門WEBメディア「Rallys(ラリーズ)」のインタビューの中で、このように答えていました。
〝やっぱり4年に1回の五輪、もちろん東京五輪に出るのは最初で最後になると思うので、東京の五輪っていう特別な舞台で、それを楽しむ気持ち、結果だけを見るっていうよりも、楽しんで過程を大事にして、その先に結果があるっていうふうな気持ちでいたい。練習も試合も、いま置かれてる状況を楽しんでやりたいなって思います。″
出典：卓球専門WEBメディア「Rallys(ラリーズ)」より（2021.06.27）
（出典：卓球専門WEBメディア「Rallys(ラリーズ)」より）
石川選手の「いま置かれてる状況を楽しむ」の考え方が、とても素敵ですよね。
映画にも出演！ ガッキーに似てる！の声も
石川選手、なんと映画にもご出演されていました！
新垣結衣さん・瑛太さん主演の、映画『ミックス』に、日本卓球界のスター選手、水谷隼さん、伊藤美誠さん、木造勇人さん、吉村真晴さん、浜本由惟さんらと共に、出演。
卓球のリアリティを追及するために、本物の選手たちが起用され、皆さん熱演されていました。
「新垣結衣さんと似てる！」と度々、Twitterで話題になっていた石川佳純さんですが、
共演の際、新垣結衣さんご本人とのエピソードも、以前話されていました。
〝石川も「新垣さんと初めてお会いして、撮影の休憩時間にお話しさせてもらった時、すごく優しくて。元々ファンだったのですが、さらに好きになりました」と大喜び。″
〝新垣は「撮影を楽しんでくださったみたいで、すごく嬉しかったです」と話す。そして「試合中のプレッシャーとか、そういうのを全部抱えて挑んでいるすごい人たちなんだ、という事を忘れてしまいそうなくらいフランクな、身近な雰囲気のお2人でした。すごくお話しやすかったです」と会話を楽しんだようで″
出典：映画.comニュースより（2017年8月17日 ）
感動を、ありがとう！！
石川佳純さんは、今日（5月1日）のインスタグラムで、最後にこう綴っています。
「これからまた新しいスタートとなりますが、卓球を通じて学んだチャレンジ精神を忘れずに、色々なことに挑戦していきたいと思います。たくさんの応援を、本当にありがとうございました。」
出典：石川佳純さん公式Instagramより
これからの石川佳純さんの色々なことへのチャレンジ、ご活躍も、とても楽しみですね。
石川佳純選手、今まで、本当に、お疲れ様でした！ 沢山の感動をありがとうございました！！
コメント