ナムさん(RM)が、自身のお誕生日である9月12日に、ARMY(BTSファン)へメッセージを贈りました。
ARMYへの感謝の気持ちを綴り、ご自身のことも伝えてくれています。
ナムさん自身も、訓練生活の中で、 「心が揺らいだり理由もなく怒りが湧き上がるとき、この言葉を思い浮かべます。」と、ARMYへ共有してくれた言葉が、素敵でした。
その言葉も含め、メッセージの和訳を紹介していきます。
ナムさんからの、心を込めたメッセージ【weverse 和訳】
ナムさんは、自身のお誕生日である9月12日の18:19、weverseに、ARMY(BTSファン)へのメッセージを寄せています。
안녕
사랑하고 사랑하는 여러분!
저 서른이네요. (벌써..)스스로조차도 종종 하잘것없다 느꼈던 이 날에
진심을 꾹꾹 눌러담은 축하를 보내주셔서
너무나 고마워요.
덕분에 잘 버티고 있다는 거.
알고 계시죠?불가에 이런 말이 있습니다.
‘너는 오직 너 스스로를 등불 삼아 의지하며 살라.’멀고 먼 화천에서 마음이 위태롭거나
이유없이 분노가 치밀 때면 이 말을 떠올립니다.지금 이 순간 해버리고 싶은 말들이 많지만
오늘은 대신 인스타에 올리는 사진 몇 장으로 대신할까 하여요.RPWP(혹은 그 다큐멘터리ㅡ)처럼
더 아름답고 멋진 방식으로 토로할 때와 장소가 반드시 있겠죠.
지금 여기가 아닌 곳.제 군생활은 이제 반환점을 돌았습니다.
논산 훈련소에서 3km 뜀걸음을 할 때마다
숨이 턱까지 차오르던 그 반환점이네요. 무상하죠.눈이 쏟아지고 해가 바뀌고
날이 또 따스해지고 벚꽃이 핀 다음에
그 다음에 씩씩하게 찾아뵐게요.좋은 날, 좋은 말들과 좋은 마음
부디 건강만 하셔요.
사랑합니다(引用元:weverse 2024.9.12 より)
【和訳】こんにちは
愛する、愛する皆さん!
僕は30歳になりましたね。 (もう..)
自分でもたまに、些細なことだと感じるこの日に
心のこもったお祝いの言葉をいただき
本当にありがとうございます。
おかげさまで、よく頑張っていること、解ってくださっていますよね?
仏教にこんな言葉があります。
「君はただ 自分自身を灯台にして、それを頼りにして生きなさい」
遠く離れた華川(ファチョン)で 心が揺らいだり
理由もなく怒りが湧き上がるとき、この言葉を思い浮かべます。
今この瞬間に言ってしまいたい言葉がたくさんあるのですが
今日は代わりにインスタにアップする写真数枚で代用しようと思います。
RPWP(あるいはそのドキュメンタリー番組)のように
もっと美しく素敵な方法で 吐露する時と場所が必ずあるはずです。
今ここではない場所。
私の軍隊生活はもう折り返し地点を回りました。
論山(ノンサン:논산)訓練所で3kmの跳躍(訓練)をするたびに 息があごまで冷えた
その折り返し地点ですね。 (時の流れは)無常ですね。
雪が降り、年が変わり、
また暖かくなり、桜が咲いた後
その時にまた、元気にお目にかかりましょう。
良い日、良い言葉と良い心で
どうぞお元気でお過ごしください。
愛しています
(引用元:weverse より)
※華川(ファチョン)は、ナムさんが所属する陸軍15師団がある所です。江原道華川郡(カンウォン ファチョン グン)。
※「뜀걸음」(跳躍)は、軍隊での走り込み運動を意味します。
(「걸음」(歩)という言葉が含まれ、「辞書的」には、90cmの歩幅で1分間に180歩歩く歩幅を意味する言葉ですが)兵役においては、朝に行われる走り込みであり、체력단련(体力鍛錬)の種目です。
しかし、地位の高低を問わず、幹部や兵士たちが嫌がる訓練だと言われます。
訓練兵士たちは、朝に雨が降ることを歓迎することもあるぐらい、朝の「뜀걸음」は過酷のようです。
(参考:나무위키より)
※「論山(ノンサン:논산)訓練所で3kmの跳躍(訓練)をするたびに 息があごまで冷えた」
ナムさんとテテは、論山訓練所で「最精鋭訓練兵」に選ばれていますが、その条件のひとつに「3km走 12分30秒以内」というものがありました。
「最精鋭訓練兵」に選ばれるのは200人に5人ほど、と言われています。(参考:YONHAP NEWS 2024.1.16 )
その過酷さを想像すると、胸が痛みます。
「最精鋭訓練兵」に選ばれたことがニュースになった当時、SNSでは「(ナムさんとテテ、)本当に素晴らしい!」というイルアミの声が多く見られました。
ジンさんとホビが「特級戦士」になった際にも、そのような「盛り上がり」が見られました。
もちろん 皆さんの頑張りそのものには、ねぎらいの思いでいっぱいです。
しかし、「最精鋭訓練兵」に対して「功績を称える」ことについて、深く考えさせられました。
当然ながら運動が得意ではない方も、皆さん「義務」で兵役に就いていますので…。
また、BTSの皆さんが、決して利用されることのありませんように…と願ってもいます。
当事者ではない(本人や家族が兵役に就いたことのない)イルアミである私ですが、ナムさんが訓練修了式で言っていたように「皆が射撃術を学ぶ必要のない世の中」にできるように、学び続けたいと思います。
(2024年1月 訓練修了式でのナムさんの言葉 )【和訳】
私は入隊自体を長期間先延ばしにしており、また年齢もそれなりに取っている状態での入隊だったため、多くのことが怖くて心配だったのも 事実です。
また、遅れて入隊したため、一緒に生活した同期のほとんどは、私と10歳ほど差がある若い訓練兵でした。
精神戦力教育を通じて、分断国家であり休戦国家である 我が大韓民国での軍の必要性、基礎軍事訓練の必要性を痛感しました。
僕からしたら、陸軍訓練所でなければ経験することさえできなかったものがたくさんありました。特に数日前に終わった夜間行軍が最も記憶に残っています。
夜通しで戦友たちと一緒に行軍をしながら、大変な時は星を見ながら一緒に励まし合い、言葉でしか聞いたことがなかった戦友愛とは何かというのを感じ取ることができました。
素敵な幹部・分隊長の皆さんのおかげで、不慣れだった多くの訓練も、やりがいを持って 楽しく完了することができました。
自然に軍生活の中での意義、楽しさとやりがいを見つけることができました。 感謝の言葉を伝えさせて下さい。
最後に申し上げたいことは、誰も射撃術を学ぶ必要のないような世の中になることが理想的ですが、70年余り大韓民国で享受してきたこの平和は、多くの方々の崇高な犠牲と努力、献身があことを忘れないように、これからの軍生活を、最善を尽くして任務に務めてまいります。
チュンソン(忠誠)!
※「숨이 턱까지 차오르던(息があごまで冷えた)」…非常に速く走ったり、激しく運動したりすると、息が苦しくなります。それを、このように表現します。
そのままの「息が苦しい」という意味以外にも、「非常に苦しい」ことを表現したいときに使います。
筆者の 韓国の友達も、兵役の訓練について「本当に過酷だった」と、話してくれたことがあります。
毎日、皆さん本当に、大変な訓練をされているんですよね。
「君はただ 自分自身を灯台にして、それを頼りにして生きなさい」という仏教のことば。
ナムさんが、心が揺らいだとき、怒りが湧き上がるときに、思い浮かべるという、この言葉は、今までのナムさんの生き方にも重なっていると思います。
「RPWP(あるいはそのドキュメンタリー番組)のように
もっと美しく素敵な方法で 吐露する時と場所が必ずあるはずです。
今ここではない場所」は、ナムさん自身の、今いる場所に対することでもあり、ARMYへのメッセージでもあり…胸がぎゅっとなりますね。
優しいまなざしで 赤ちゃんを見つめている写真も
ナムさんは、weverseのメッセージに 赤ちゃんをだっこしている写真を添えています。(同じ写真をインスタにもUP)
とても優しく赤ちゃんを見つめる姿に、思わず微笑んでしまいます。心が洗われますよね。
ナムさんが抱っこしている赤ちゃんについては、こちら
ナムさんの下書きメモ
ナムさんは、Instagramに、メモの写真をアップしています。
それは、weverseのメッセージの下書きでした。
黒く塗りつぶした箇所や たくさんの言葉たちから、誠実な人柄と想いが伝わってきます。
ナムさんの weverseメッセージには、
伝えたい言葉はたくさんあるけれど、今日は写真でそれを伝えようと思う、とありました。
この写真も、その中の1枚。確かに、この写真1枚を見ただけで、胸がぐっときましたね。
心を込めて アミへ伝えたい言葉を紡いでいく場面が浮かんできました。
「君はただ 自分自身を灯台にして、それを頼りにして生きなさい」
ナムさんがシェアしてくれたことば、素敵でしたね!
自分自身の軸を大切に、暗闇にまぎれこんだ時も 自分の灯台の灯りを見つけて、そんな風に生きていきたいなと思いました。
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