7月6日(木)に放送予定の、テレビ東京の「有吉ミュージックフェス」で、有吉弘行さんが初司会をつとめます。
番組内での藤井兄弟と有吉さんの歌の初披露も、早くも話題ですが、有吉さん、本当は歌うことについて抵抗があったようです。何があったのでしょう? 歌う曲も気になりますね! 早速、見ていきたいと思います。
有吉弘行さん、藤井フミヤさん、藤井尚之さんが歌う『白い雲のように』とは
〝あの″『白い雲のように』は、藤井兄弟が作詞作曲
『白い雲のように』は、有吉弘行さんと森脇和成さん、2人によるお笑いコンビ「猿岩石」の楽曲で、1997年にリリースされ、当時ミリオンセラーになった曲です。
1997年の「第39回日本レコード大賞」新人賞を受賞しましたが、当時「紅白歌合戦」には落選しています。
(「猿岩石」の活動期間は、1994年~2004年。)
作詞は、藤井フミヤさん、作曲は藤井尚之さん、プロデュースは秋元康さんがされています!
『白い雲のように』は、多くのアーティストもカバーしていた!
『白い雲のように』は、作詞作曲された藤井フミヤさん、尚之さんの兄弟ユニット「F-BLOOD」がカバーしているほか、藤井尚之さんソロでのカバー、今井ゆうぞうさん、May J. with クリス・ハート、島谷ひとみさん、他にも…様々なアーティストの方々にカバーされています。
昨年(2022年)の紅白歌合戦でも!
その『白い雲のように』は、昨年2022年の紅白で、歌われていました。
有吉弘行さんがテレビでこの曲を歌うのは、13年ぶりだったそう。
「純烈♨ダチョウ」(純烈の皆さんと、ダチョウ俱楽部の肥後さん、寺門さんのユニット)と有吉さんのコラボが実現し、昨年ご逝去された上島竜兵さんへの思いを込めてのステージでした。
最後には、ダチョウ俱楽部の決めポーズ「ヤー!」でしめくくり、会場にもSNSにも、感動を呼びました。
「櫻井・有吉THE夜会」で櫻井翔さんとも歌ってた!
2021年9月16日に放送のされたTBS系「櫻井・有吉THE夜会」で、有吉さんが『白い雲のように』を歌った際に、櫻井さんが急遽参加し、最後のフレーズを2人で歌唱した、という場面がありました。
この回は、ゲストの木村拓哉さん持ち込みのカードゲームをし、「ビリは生歌を披露」という罰ゲームに有吉さんが当たってしまい、有吉さんは、しぶしぶ、歌い始めたのだとか。
しかし、有吉さんの歌唱力に櫻井さんが思わず「うめえ!」と感嘆の声をあげ、サビのところ、櫻井さんが絶妙なタイミングで入り、サビを2人で熱唱、の流れになったそうです♪
有吉さんも、櫻井さんが良いタイミングで入ってきてくれたことを絶賛していました!
この時のTwitterでも「櫻井くんとのセッション最高でした」
「2人の絆を感じました! 生歌良かったです!!」
「有吉さんと翔くんの8年 歴史を感じるデュエットめちゃくちゃよかった~ 二人の思いやりを感じた歌声素晴らしい」と、感激の声があがっていました。
有吉さんの誕生日にサプライズで藤井兄弟が
そして2022年5月26日放送の「櫻井・有吉THE夜会」では、もうすぐお誕生日を迎える有吉さんのために、櫻井さんが、お誕生日会を企画します。
(櫻井さんも、それ以前の放送回で、お誕生日会を開いてもらったことがあったのだそう)
櫻井さん企画の有吉さんお誕生日会には、サプライズで、「めちゃくちゃ喜んで、驚いて頂けるゲストにお越し頂きました!」と、藤井フミヤさん、藤井尚之さん兄弟が登場、『白い雲のように』を、目の前で、弾き語りで歌ってくれたそうです!
それを見ていた櫻井さん、ご自身で企画されたサプライズだったにもかかわらず、感動のあまり、有吉さんよりも先に号泣されたのだとか。
(cyzo woman 2022.5.27 より https://www.cyzowoman.com/2022/05/post_389479_1.html )
櫻井さんと有吉さんの絆も素敵ですし、
藤井フミヤさん、尚之さんご兄弟からのサプライズの弾き語りも、
本当に素敵なプレゼントですよね!
有吉さん「本当は歌うのに抵抗があった」 その理由は?
さて、7月6日放送予定の「有吉ミュージックフェス」で、藤井兄弟とコラボで歌う!という機会を得た有吉弘行さんですが…
有吉さんは、ご自身がパーソナリティーを務める「有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER」(6月25日)の中で、今回歌うことについて抵抗があった、と明かしていました。
一体、どうしてなのでしょうか?
有吉さんは、自分はプロの歌い手ではないから、自分が邪魔をしたくない、との思いがあるようです。
番組内での有吉さんの言葉です。
「いきなり言われてビックリした。昨年紅白出てみんなと歌ったのは一つの大きな理由があって…上島さん
Sponichi Annex 2023.6.25 より
のこともあったしダチョウさんの兼ね合いとかもあったから。ただ今回は“大義”がない」
「(俺が歌うのは)意味がないよ。藤井兄弟2人の方がいいから。」
「後は基本的に歌を歌ってたのは森脇だから。俺はあんまり関係ないんだから本来は」
「はっきり言って気が重いよ。ちょっとドキドキする。やっぱプロ人たちの歌を邪魔したくないっていうのが一番なのよ。」
それでも紅白歌合戦で歌ったのには、上島竜兵さんへ贈る歌であった、という大きな理由があったから、なのですね。
藤井フミヤさん、尚之さんのお2人の歌の方が良いから、と、謙遜、恐縮されていることも、伝わってきます。
「猿岩石」として歌われていた時には、有吉さんの相方であった森脇和成さんが、メインパートを歌われていたことにも触れていますね。
それでも、最後は「(俺は)元々は歌いたい人ではあるのよ。それでも歌唱力が追いつかないから恥ずかしくなる。嫌なんだけどせっかくね、こういう機会を頂けたわけだから、このチャンスを次に繋げたいという思いはあります年末。」と前向きなコメントをされていました!
有吉さん、紅白歌合戦では「歌唱力は抑えました」
昨年2022年の紅白歌合戦で『白い雲のように』を披露した有吉さんですが、実は「歌唱力は抑えていた」そうなのです。
有吉さんは、2023年1月8日放送のラジオ番組「有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER」内で、こう話していました。
「自分の反省点で言えばね、もっと上手に歌えるっていう思いがあるんですよ。これは申し訳ないんだけど。猿岩石で歌っている時は、任せればいいっていうのがあったけど、今はひとりでやっているから。
OLICON NEWS 2023.1.8 より https://www.oricon.co.jp/news/2263491/full/
このラジオのメインボーカルといえば私ですし、有吉レコード大賞のオープニングアクトもやっていますから、歌唱力はアップしているなと。
『白い雲のように』を歌う時も、めっちゃうまく歌えるんですよ。
ただ、当時の感じが聞きたいでしょう?オリジナルがいいでしょう?だから、歌唱力は抑えましたよ」
しかしSNSでは、有吉さんの「歌がうまい」「感動しちゃった」「かっこよかった」との声があがっていました!
『白い雲のように』を作った 藤井兄弟について
猿岩石へ『白い雲のように』を楽曲提供したお2人は、藤井フミヤさん、藤井尚之さん。
1980~1990年代に「チェッカーズ」で大ブレークしたお2人は、現在「F-BLOOD」として活動しています。
また、藤井尚之さんは、同じく元チェッカーズのメンバーである大土井裕二さん、武内享さんと、「アブラーズ」で活動中です。
藤井フミヤさんも、藤井尚之さんも、多くのアーティストに楽曲提供しています。
藤井フミヤさん作詞、藤井尚之さん作曲の楽曲は、
猿岩石『白い雲のように』のほか、
氣志團『BANG ON!』
タッキー&翼『Daydreamer』
TUBE『危ない女 懲りない男』
V6『GENERATION GAP』
などがあります。
藤井フミヤさんが作詞・作曲の楽曲は、
嵐『瞳の中のGalaxy』
V6『翼の設計図』
MISIA『星空の片隅で』
加藤登紀子『野ばらの夢』
など。
ほかにも、藤井フミヤさんが作詞の楽曲は、
Kis-My-Ft2『君を大好きだ』
吉川ひなの『ハート型の涙』
など多数、
藤井尚之さんが作曲の楽曲は、
工藤静香『蝶』
小泉今日子『遅い夏』『プロセス』『風になりたい』
など多数あります。
今後も、有吉弘行さんが歌うことはあるか?
歌うことについて抵抗があった理由は、有吉さんの謙遜の気持ちから。
歌うことそのものや、歌う人へのリスペクト、藤井兄弟へのリスペクトがあるのだと、それが良く分かるエピソードでした。
しかしSNSでも、「歌がうまい!」の声が多数あがっていました。
罰ゲームでいきなり歌っても、櫻井さんが「うめぇ!」と声をあげたくらいですものね。
有吉さんは謙遜されていましたが、歌が聴きたい!という視聴者がいるので、またぜひ歌って欲しいと思います!
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