『Slow Dancing』のMVが公開され、楽曲はもちろんのこと、「隠れヨンタン」や『Rainy Days』との繋がりなど、素敵な仕掛けも嬉しい1曲となっています。
もうひとつ、「花様年華」ネタが散りばめられている!というのも、話題になっていますね。
MV内に隠れた、「花様年華」のネタはどこで出てくるのか、見てみたいと思います。
『Slow Dancing』MV内の「花様年華」ネタ
①『Slow Dancing』MV冒頭では、テテが泳ぐシーンが出てきますが、ここに既視感を覚えたかた、いらっしゃるのではないでしょうか。
『화양연화(花様年華) on stage : prologue』MVのラストでは、テテ演じる少年が海に飛び込むシーンがありましたし、『RUN』MVでは、水中に潜っているテテのシーンが度々、出てきましたよね。
➁『花様年華 on stage : prologue』 MVの、このシーンも…(1:38頃)
『Slow Dancing』MVのこのシーンに似てますよね。(1:26頃)
③『Slow Dancing』MVには、曲名でもある〝Butterfly″(蝶々)も登場します。(1:13頃)
④〝ポラロイド写真″も、出てきますね。(0:31頃)
アルバム『Layover』には、 他にも、隠された〝ネタ″や仕掛けが、ありそうですね!
以下は、その「花様年華」シリーズの3つのMVです。(いづれも2015年に公開されたMVです)
『I NEED U』→『화양연화(花様年華) on stage』→『RUN』は、順番に見ると、ストーリーが繋がっています。
「花様年華」シリーズより
BTS (방탄소년단) ‘I NEED U’ Official MV (Original ver.)
BTS (방탄소년단) 화양연화(花様年華) on stage : prologue MV
화양연화(花様年華) on stage : prologue MV
(※こちらのMVには、過激な表現が含まれます。)
BTSメンバーが演じる少年たちの苦悩が描かれており、もちろん演技ではありますが、血液が流れるシーン、オーバードーズのシーンなどが出てきます。
BTS (방탄소년단) ‘RUN’ Official MV
『Slow Dancing』MVを観て「花様年華を思い出した!」「花様年華を意識しているのかな?」という声が、多く聞かれました。
ARMY(ファン)に喜んでもらおうという、遊び心での仕掛けかもしれませんし、もしかしたら、大切な意味を持たせているのかもしれません。
まとめ
テテのアルバムのタイトルである『Layover』の意味は「乗り継ぎ」。
テテさんは、人生の長い道のり、時にはゆっくり自分を見つめたり、自分の人生を振り返ったり、休息を取ったりすることの大切さ、『Layover』には、そんな思いが込められていることを、ローリングストーンズ誌のインタビューで語っています。
人生の最終目的地までは長い道のりがあることに気づきました。
Rolling Stone 2023.9.8
色々な入手方法がありますが、ゆっくり休んで自分を見つめ、新たな目標を立ててみませんか? そんなことを考えて、Layoverという名前に決めました。
このアルバムを聴いてくださった方にも、自分の人生を振り返ったり、自分の目標について考えたり、必要に応じて休息を取ったりする機会として活用していただければ幸いです。
テテさんにとっても、ARMY(ファン)にとっても、今と同様、「花様年華」の時代も大切な宝物であり、『Layover』は、過去と現在、ノスタルジー、人生の旅路を見つめていることから、繋がっているのかもしれませんね。
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