「仮面ライダーガヴ」に登場する研究者、浅沼晋太郎さん演じる「酸賀研造(すがけんぞう)」。
謎の多い人物ですが、一体何者なのでしょうか?(※25話終了時点の、考察です。)

バンダイで3月6日に27話の予告が流れた件がありましたが、その中で見たことは反映(ネタバレ)しておりませんので、安心してお読み下さい。
「酸賀研造」の人物像について
新キャスト出演情報解禁ガヴ🍫
— 仮面ライダーガヴ【東映公式】 (@GavvToei) September 8, 2024
謎のグラニュート研究家・酸賀研造🥼
演じるの #浅沼晋太郎 さん!
実はタートアップ特番では素敵なナレーションを担当してくださっていました。
次回3話から!酸賀の登場をお見逃しなく!
これからよろしこガヴ🦖#仮面ライダーガヴ pic.twitter.com/IDNvZF5xTr
酸賀研造(すが けんぞう)は、自称「グラニュート研究家」です。
しかし、全エピソードの折り返し地点を過ぎた現在(2025年3月2日現在/第25話まで放送)でも謎の部分が多く、これからの展開と共に、酸賀研造の正体も明らかになっていくことでしょう。
#ガヴっとオフショット
— 仮面ライダーガヴ【東映公式】 (@GavvToei) February 7, 2025
ラキア入り🆕OP撮影のオフショット!
はぴぱれに居るラキアは新鮮ガヴ〜🍮🌈
まだまだ謎が多い
酸賀さんの動向も気になるガヴ…🧪
🆕OPまだみていない方は、
見逃し配信で要チェックガヴ‼️#はぴぱれに馴染むラキア#研究所率が多い酸賀さん pic.twitter.com/ip7wb9OlEt
現時点(25話終了時点)での相関図は、こちらです。
「 #仮面ライダーガヴ 」
— 仮面ライダー公式 (@HKR20_official) March 2, 2025
ご視聴ありがとうございました
人気バーチャル配信者「カブトダンシ」の正体、
そしてスイーツを愛する浩二の想いを垣間見た、
ラキアは…#仮面ライダーWeb の相関図でふりかえりを✨
📱https://t.co/pualxk2Kau#nitiasa pic.twitter.com/vkO297W34z
この相関図では、酸賀とビターガヴ(ダークショウマ)の繋がりが伏せられていますが、22話で、ダークショウマが食べていた大量のピザの空き箱を、酸賀が片付けているシーンが描かれています。
25話でも、酸賀の家で、大量のピザの空き箱を見つけた絆斗が、ピザパーティーでもしたのかと酸賀に尋ねます。
酸賀は「ちょっと友達が来てて。若い子。それにしても若い子って良く食べるねぇ」と答え、絆斗くんもあれぐらい食べるのか?と、しれっと聞いています。



明らかに、酸賀が「ダークショウマ」を培養してるし…。
埋め込み手術をした絆斗と比べるような質問ですよね。
酸賀研造は何者なのか?
当初は「酸賀さん=ニエルブ」説がありましたが、話で、ニエルブと酸賀の対面シーン以降、その可能性は無くなりました。
それ以降は、ニエルブとのやりとりからも、2人が「共同研究者」であることは間違いない、ということが判明していきます。



絆斗をそそのかして1人で「改造」しちゃうし、それにしても、研究の進みが異常に速い…
酸賀研造は一体、何者なのでしょうか?
考察① ラスボス説
酸賀さんは、ニエルブと共に何かを企んで、進めているのは確かです。
公式の「26話予告」にも、「着々と”ある計画”を進めていた」と書かれています(が、バンダイで流れた 27話予告の“アレ”とは限りません…)。
ニエルブは「酸賀さん」と呼び、酸賀さんのことをリスペクトしている感じですよね。
ストマック家で育った彼ですが、人間を下に見ることなく「同じ研究者として」尊重しています。
種族が違えど2人は、研究者同士 馬が合う、そんな風に見えます。
お互いに「利用し合っている」線は否めませんが…敵キャラ側でも、グラニュートと人間の文化交流というのは、胸アツです。
さて、ストマック社で管理職的な ランゴですが
「シータが赤ガヴにやられたぁ?」(15話)
「何?赤ガヴに似たヤツが、もう1匹増えた?」(19話)
「ラーゲ9が赤ガヴ側に寝返ったぁ?」(21話)
等、色々と疎いシーンが多いことから、最近では 視聴者の間でも、「またしても何も知らないランゴ兄さん」「クスッと笑える」と、もはや オトボケキャラ設定。



「何?○○だとぉ?!」は、今や「ランゴ構文」として親しまれています。
「令和の呉島貴虎(くれしま たかとら)」の異名まで持つランゴ兄さん。
呉島貴虎「何? 巨大なロボがでっかい怪物と戦っている? そんなバカな話があるか。仕事に戻れ。みんな…疲れているのか?」 pic.twitter.com/q5EmYB1f4J
— 仮面ライダー迷(名)言bot (@Meigen_KR) September 18, 2016
そんなこんなで、ボヤボヤしている間に、主導権をニエルブに握られてしまうのではないか?
そして酸賀さんは、ニエルブとともに、あるいは単独で、「ラスボス」の座におさまる予感がするんですよね。
そんなことがあったら、もしかしたら、ランゴは今後味方に、酸賀は敵キャラ設定になるのではないか、とも考えられます。
ただ、ランゴは絆斗のお母さんの 直接的な仇(かたき)のため、ショウマや絆斗たちと共闘、というのは難しそうですけれども…。
(もし味方に転身するなら、自分の行いを悔いて、絆斗を助ける・もしくは絆斗に自らやられに行く、はあるかもしれませんが。)
いつも タイミング良すぎる展開の謎
絆斗の師匠、塩谷壮士(小松 利昌さん)が襲われた事件も、塩谷だけが、闇菓子の材料にされることなく「割られて」いました。
これも自分(酸賀)を怪しむ塩谷にいてもらっては困る、ということと、絆斗の「復讐心」を利用しようとの「シナリオ」だったら、点が線で繋がってきます。
おまけに、いつも実にタイミングが良すぎです。
ニエルブには、塩谷と絆斗のことまで解らないため、酸賀さんしか居ないでしょう。
考察② 人間を辞めて、自らグラニュートになるのではないか
酸賀は、「人間」なのだけれど、好奇心旺盛な彼のこと、「自らの身体で試してみたくなる」というのも必然的にあり得るでしょう。
根っからの研究者ですからね。
仮面ライダーOOO(オーズ)に登場した真木博士(神尾佑さん)が、人間から、自らグリードになったように…。
ついに真木博士がグリードに………この姿こそが恐竜グリード、真木博士がグリードとなった姿にしてラスボス、プトティラ同様に無属性で氷属性でコアメダル破壊能力を持ち紫の光弾や衝撃波や飛行能力を持つ pic.twitter.com/3V9MI1q7z3
— マツリイエーイ💫 (@336XWBLMG42) March 16, 2023
グリード…もとい、グラニュート(それも最強の)へ、そしてさらに、ヴァレンシステムを使って…ということも?!



ところで、浅沼晋太郎さんといえば、「仮面ライダーガッチャード」で、レベルナンバー10のケミー「ドラゴナロス」/ドラゴンマルガムの声を担当してました!
🦗バッタ‼️
— 仮面ライダーガッチャード【東映公式】 (@Gotcha_toei) March 9, 2024
明日朝9時は!#仮面ライダーガッチャード 26話!
🐲「悪意をハバム、漆黒の風(ウインド)」🌪️
🚨先駆け解禁🚨
話の鍵となるケミー #ドラゴナロス、
最強敵ドラゴンマルガムの声を担当いただいたのは#浅沼晋太郎 さん!
新たな仮面ライダーも登場!!
痺れる26話を見逃すな!! pic.twitter.com/vyvJa4fuVG
マルガム…もとい、グラニュートや仮面ライダーを演じる浅沼晋太郎さん、見てみたいです!
「もうひとつの」グラニュート臓器の使い道は?
15話で、ニエルブが 酸賀の家を訪れ「僕たち研究者も負けていられないからね」「情報交換だ」と、黒い物体(グラニュートの臓器)を酸賀に渡すシーンがありましたよね。
1つ目のグラニュート臓器は、絆斗に埋め込まれたもので、この臓器提供は2回目です。
酸賀は、大切に、クーラーボックスに保存していました。
このグラニュート臓器の使い道が、気になります。



1つ目の、絆斗に埋め込まれたグラニュート臓器、もしかしたらなのですが…絆斗のお母さんを連れ去ったグラニュートのものなのではないか?とも思われますよね。(ドラマの展開的に…)
絆斗がそれを知ってしまい、さらに苦しむ展開、というのが、どうかありませんように…
2つ目の臓器は、自ら酸賀さんが使用するのでしょうか?
考察③ 人間とグラニュートの混血
全然違う視点からの考察なのですが…
酸賀さんは、ショウマと同じように、人間とグラニュートのダブルのお子さんなのではないか、とも考えられます。
ショウマのお母さんのケースを見ると、他にもありそうなケースですよね。
ショウマが「俺、絆斗のお母さんにあった事がある」と話す 過去の回想シーン(23話?)、ランゴが絆斗のお母さんを見て「また脱走か」と口走った件。もしかしたら…と。
過去に、バイトの誰かが、こっそり酸賀さんのママを逃がす手引きをして、その時 酸賀さんママと恋仲になり…
そして、生まれた赤ちゃんが酸賀さん、ってことも、もしかしたら あり得る?
もし酸賀さんにも、そのような生い立ちがあったなら、人間よりグラニュートに詳しいことも、繋がってくるように思います。
ニエルブが酸賀に情報を与えていたのは確かですが、それにしても詳し過ぎるし、開発のスピードが早すぎです。
ショウマの能力も、デンテおじさんが ショウマのガヴを改造し、お菓子を食べた時の「多幸感」から生まれるゴチゾウと合わさることにより、得られたもの(精神的につらいことがあると、食べても生まれない)。
酸賀さんは、実はガヴを隠し持っているのかもしれません。
(絆斗のように手術を受けずとも)半分グラニュートの血が入っていることにより、研究開発した何かによってグラニュート同様の能力を開花させるのかも?
絆斗に「ハッピーバレンタイン」と言って渡した 黒のチョコゴチゾウ。(全部で4個もありました!)
あれは、ショウマの変身方法に着想を得て、酸賀さんが生み出したものである可能性もあるかもしれません。
酸賀がエージェントも生み出せるとしたら…
絆斗の師匠、塩谷壮士が襲われた事件も、酸賀さんが裏で糸を引いていたと思われます。
そして、もし「酸賀さんのエージェント」が存在していたとしたら…。
4話で、塩谷が絆斗に「そいつ(酸賀)、怪しくねぇか?詳し過ぎるよ。」と声をかけていましたが、それを陰から見ているエージェントがいましたよね。
ショウマと違って、酸賀さんにもエージェントが生み出せるとしたら、塩谷を襲わせたのは、酸賀さんのエージェントの可能性があります。
考察④ 人間界の「人造人間」研究開発者だった?
23話で、絆斗が「ビターガヴ」の存在と、彼を倒したことを話した時、酸賀さんは「あーそっか、もう倒しちゃったか~」と露骨に{貴重な被験者だったのに…}といった態度をソッコーで表していましたよね。
そして「第2」のダークショウマは、ショウマとラキアに対し「俺はお前らのこと知らないから、俺じゃなかったんじゃな~い?」「俺はね、何人もいるの。きっとまだまだ出てくるよ」「ご主人様ってスゴいよね~」と話しています。



これから、まだまだ出てくる…
「ご主人様」とは酸賀さんのことですね。
一方、23話 劇中で、絆斗が情報収集しているシーンがありましたが、絆斗がiPadで調べている資料の中を見てみると、「タイレル社の対応」「住民の声」「今後の対応」とまとめてあるのが見えます。(AIで調べたようですね。)
絆斗が情報収集しているシーン。
iPadの資料には、「タイレル社」について書かれた記事があった
(出典:「仮面ライダーガヴ」)
その資料の1部を抜粋しますと、こんなことが書かれています。
タイレル社の対応
不正行為の発覚後、タイレル社は公式声明を発表し、「排水処理設備の老朽化により、一部の排水処理が不十分であった」と釈明した。
住民の声
タイレル社の工場周辺に暮らす住民たちは、日常生活に不安を覚えることを余儀なくされている。
「子どもたちが水遊びをする度に、皮膚のかぶれやアレルギー反応が出るようになった。」
今後の対応
タイラル社のような大企業による環境破壊が明るみに出ても、現在の法制度では十分な罰則が課されることは少ない。
タイレル社の問題は、環境保護の重要性を再認識させるとともに、企業の社会的責任を問う試金石となるだろう。



「タイレル社」とは、アメリカのSF映画『ブレードランナー』(1982年公開)に出てくる架空の企業です。
タイレル社は、人造人間レプリカントの開発を行っている会社です。
「タイレル社」は、「仮面ライダーガヴ」のストーリーとは、もちろん関係ありませんが、「タイレル社のような会社」があるような世界観とは、いえるでしょうね。



こういう細かいところまで、凝ってるところが好きです!
もちろん、これは小道具の遊び心で、実際の「タイレル社」が出てくることはありませんが、
酸賀は昔、何らかの組織で、人造人間の研究を行っていた第一人者なのかもしれません。
筆者は、ニエルブと酸賀が「どうやって知り合ったのか」が気になっているのですが、旧知の仲に見える2人は、何らかの、研究者が集うシンポジウムなど(?)で知り合い、意気投合した可能性もありますね。
ニエルブが、密かに人間界を探っていた過程で、人間界のマッドサイエンティストたちの存在を知り、興味を持って近づいたのかも…。
酸賀さんの正体は…?の まとめ
現時点(25話終了時点)での、酸賀さんは何者か?についての予想・考察は、
- ニエルブとともに、あるいは単独でラスボスへ
- 人間を辞めてグラニュートへ
- 人間とグラニュートの混血
- 人間界の有名なマッドサイエンティスト
といったところです。
現在のところ、まだ謎が多い酸賀さんですが、これからのストーリー展開に大きな影響を与えるキーパーソンであることは、間違いないですね。
コメント